🏏 2025-09-28 (日) 12:00 BST
ブライトン女子
vs
エヴァトン女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- 日本のファンにとっては今節屈指の一戦。ブライトンは右の清家貴子とCB南萌華がスタメンに名を連ね、ベンチには9月に加入したばかりの20歳アンカー角田楓佳が控える。対するエヴァトンも日本代表ボランチの林穂之香が中盤に入り、左サイドバックの北川ひかるがベンチスタート。両軍合わせて5人の日本人がメンバー入りするWSLらしい構図になった。
- ブライトンの日本勢は浦和レッズレディースの系譜で繋がっている。南萌華はASローマでセリエA女子連覇に貢献したのち2025年6月に完全移籍で加入し、浦和時代の同僚だった清家貴子と再びチームメイトになった。清家は2023-24シーズンのWEリーグで得点王・MVP・ベストイレブンの個人3冠を獲得した万能型で、角田も浦和でWEリーグ2連覇を含む5冠を経験している。
- エヴァトンの中盤を締めるのは27歳の林穂之香。ウェストハムから2024年夏に移籍し、AIK時代を含めた欧州経験を土台に中盤の底で汗をかくタイプだ。チェルシーの34試合無敗記録を止める決勝ゴールを決めるなど大舞台での勝負強さも持ち味で、157cmの小柄な体を使ったボール奪取でブライトンの攻撃の出どころを潰しにかかる。
- ブライトンの前線にはアーセナルからローンで来た二人が並ぶ。左のローサ・カファジはBKヘッケンで28ゴール、UCLでも4ゴールを挙げた22歳のスウェーデン代表。中央のミシェル・アジェマンは16歳でWSLデビューし、EURO2025で最優秀若手選手に輝いた19歳で、シニア代表デビューからわずか41秒で初ゴールを決めた経歴を持つ。若い二人の推進力が最初の焦点になる。
- 経験の重みで対抗するのがブライトンの攻撃的MF二枚だ。「ミニ・メッシ」の愛称で知られる32歳のフラン・カービーはチェルシーでPFA年間最優秀選手を2度受賞し、2024年にブライトンへ移籍した。同じく2024年夏に加入したセルビア代表イェレナ・チャンコヴィッチは、チェルシーでのWSL2連覇に加えバルセロナとローゼンゴードでのCL経験を持つ。この二人がどこでボールを受けるかが鍵になる。
- エヴァトンの最終ラインは今夏に大きく手が入った。2025年9月にクラブレコードの移籍金でレスターから加わった22歳ルビー・メイスはCBとCDMを兼務できるイングランド代表で、マンチェスター・シティとアーセナルでも育った経歴を持つ。隣にはバルセロナのカンテラ出身でU-19欧州選手権を2連覇した左利きの20歳マルティナ・フェルナンデス。新しい組み合わせの完成度が試される。
- エヴァトンの前線を背負うのはカチャ・スヌイス。PSVとトゥエンテを経た29歳のオランダ代表で、2023年女子W杯ではミーデマ不在時に代表の9番を着用した実績があり、2022-23シーズンにはWSLで7ゴールを記録している。ポストプレーで基点を作る彼女に対し、ブライトンはセルティックから2025年1月に加入したアイルランド代表CBケイトリン・ヘイズと南萌華が空中戦で応じる。
- GK対決もハイレベルだ。ブライトンのゴールを守る24歳チアマカ・ナドジーは、パリFCから2025年夏に加入したナイジェリア代表の正GKで、180cmの長身を活かしたセービングを武器に2025年のCAFアワードも受賞した。エヴァトンの守護神エミリー・ラムジーも同じ180cmで、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールを経て各年代のイングランド代表を歩んできた24歳。ハイボール処理の精度が問われる。
- ベンチの新戦力にも目を向けたい。ブライトンはレアル・マドリードから2025年8月に加わった20歳のスペイン人ウインガー、カルラ・カマチョと、チェルシーでWSLタイトルを獲ったフランス人CBマエリス・ムポメを控えに置く。エヴァトンはセビージャで169試合に出場し2023年W杯も経験したナイジェリア代表トニ・ペインを温存しており、終盤の流れを変える手札は双方に残っている。