🏏 2025-09-28 (日) 12:00 BST
レスター・シティ女子
vs
トッテナム女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- レスターの最終ラインに入るアスミタ・アレは、アストン・ヴィラのアカデミーからトッテナムを経てレスターへ渡った23歳。イングランド女子トップリーグ初のネパール系プロ選手として道を切り開いた対人守備型のCBが、古巣スパーズの攻撃陣と真正面から向き合う。ベンチにも同じく元スパーズのモロッコ代表ロゼラ・アヤネが控えており、レスターには相手を内側から知る目が二つある。
- 逆に古巣へ乗り込むのがトッテナムの正GKリゼ・コップ。アヤックスからレスターを経てロンドンへ渡ったオランダ代表で、173cmとGKとしてはコンパクトな体格を反応速度とポジショニングで補うタイプだ。対するレスターのゴールを守るのは、バイエルン・ミュンヘンとホッフェンハイムで育ち、レスターでは年間最優秀選手にも選ばれた183cmのドイツ人ヤニーナ・ライツィヒ。守護神の格では互いに譲らない。
- 日本から最も目を引くのはトッテナムのCB古賀塔子。JFAアカデミー福島からフェイエノールトを経て2025年7月に加入した19歳で、すでにクラブ史上最年少得点記録を塗り替えている。2024年パリ五輪では日本代表として全4試合に先発した実力者であり、173cmの空中戦と後方からのビルドアップでレスターの前線を受け止める役割を担う。
- レスターの両翼はともにエバートン出身という共通点を持つ。右のヘザー・ペインはフロリダ州立大で4年間プレーしたアイルランド代表で、スピードとクロスの精度が武器。左のハンナ・ケインはエバートンで初のプロ契約を結んだウェールズ代表で、左足のカットインからシュートまで一気に持ち込む。そのケインの前に立ちはだかるのが、ユヴェントスを経て2024年に加入したスウェーデン代表の左サイド、EURO2022経験者アマンダ・ニルデンだ。
- 中盤は32歳同士のベテラン対決が軸になる。レスターのエミリー・ファン・エフモンドはオーストラリア代表163キャップ、ヴォルフスブルクでブンデスリーガ2連覇、2010年AFC女子アジアカップ優勝まで経験した司令塔で、視野の広さとパスレンジで試合のテンポを握る。対するトッテナムはチェルシーで長く主力だったジャマイカ代表ドリュー・スペンスと、クラブのWSL歴代最多アシストを持つフィンランド代表エヴェリーナ・スンマネンが組み立てを担当する。
- トッテナムの主将ベス・イングランドは、チェルシー時代にWSL年間最優秀選手とPFA最優秀選手をダブル受賞し、2023年1月に当時の国内記録となる25万ポンドでスパーズへ加わったストライカー。迎え撃つレスターのCBは、GKからCBへ転向した異色の経歴を持つベルギー代表サリ・ケースと、ボルドーで実績を積んだフランス出身のジュリー・ティボー。ペナルティエリア内の駆け引きが試合の焦点になる。
- トッテナムの攻撃陣には加入直後の若さも同居する。オスロ出身のノルウェー人ストライカー、カティンカ・タンドベリはハンマルビーから2025年9月に来たばかりの21歳で、ボックス内のフィニッシュ力が売りだ。左にはローゼンゴードで2シーズン47試合25ゴールを挙げ、2025年1月のデビュー戦をFKで飾ったデンマーク代表オリヴィア・ホルト。24歳以下の攻撃ユニットがどこまで噛み合うかが問われる。
- レスターの精神的支柱はキャプテンのサム・ティアニー。シェフィールド・ユナイテッドとドンカスター・ローヴァーズ・ベルズを経てレスターでクラブ史上最多出場記録を打ち立て、WSL昇格を決めるゴールまで挙げた功労者だ。ベンチにはW杯出場歴を持つジャマイカ代表CBシャンテル・スウェイビーも控え、フランスのフルーリー91とスコットランドのレンジャーズでリーグ優勝を知る27歳が終盤の守備に厚みを足せる。
- 交代カードの質も拮抗している。トッテナムはレアル・マドリードで副キャプテンを務め歴代2位の146試合に出場したスペイン代表マイテ・オロスと、フィンランド代表75キャップでEURO2022も戦ったオルガ・アフティネンを控えに置く。レスター側も2019年にフィンランド国内でリーグ得点王と年間最優秀選手を同時受賞したユッタ・ランタラ、ランスで22試合9ゴールを記録した22歳のノエミ・ムションをベンチに温存している。