🏏 2025-09-28 (日) 12:00 BST
マンチェスター・シティ女子
vs
ロンドン・シティ・ライオネシズ
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- WSL第4節は日本人4選手が同時にピッチに立つ一戦となった。シティは山下杏也加(GK)、長谷川唯(CDM)、藤野あおば(LW)の3人が先発し、ロンドン・シティ・ライオネシズには162キャップを超えるなでしこジャパンのレジェンド熊谷紗希がCBで名を連ねる。代表では同じチームで戦う面々が、敵味方に分かれて90分を過ごす。
- 中盤の主導権を握るのは、両軍のCDMである長谷川唯とマリア・ペレスだ。長谷川はウェストハム、ACミランを経てシティで公式戦100試合出場に到達した守備的MFで、卓越したポジショニングとパス精度でゲームをコントロールする。対するペレスは23歳ながら2023年女子W杯の優勝メンバーで、バルセロナではUWCLとリーガFを含む全タイトルを経験。ともに157cmと小柄な二人の潰し合いが試合のテンポを決める。
- 34歳の熊谷紗希が迎え撃つのは、WSL屈指の破壊力を持つシティの攻撃陣だ。180cmのカディジャ・ショーはジャマイカ代表キャプテンで、両足のシュート力と圧倒的な空中戦を武器にWSLの得点記録を更新してきた。熊谷はリヨンでUWCL5回を含む19タイトルを積み上げた読みの速さとリーダーシップが持ち味で、ショーの背後への動き出しをどこまで先回りして消せるかが焦点になる。
- ロンドン・シティの攻撃陣には古巣シティ相手に燃えるアタッカーが2人並ぶ。31歳のニキータ・パリスはマンチェスター・シティを含めリヨン、アーセナル、ユナイテッドを渡り歩いたユーロ2022優勝メンバーで、爆発的なスピードとフィニッシュ力が武器。36歳のコソヴァレ・アスラニもシティ在籍歴を持ち、スウェーデン代表205キャップ50ゴールを誇るレジェンドだ。ベンチにも元シティのアランナ・ケネディが控える。
- ロンドン・シティの補強規模そのものが見どころになっている。中盤のグレース・ゲイヨロはPSGで270試合54ゴールを残しキャプテンも務めたフランス代表102キャップの実力者で、約100万ユーロという移籍金記録を伴って加入した。さらに19歳のスペイン代表ルシア・コラレスを約43万ポンドで獲得し、CBにはユーロ2025のベストイレブンに選ばれたイタリア代表エレナ・リナーリ。各ポジションに代表級が揃う。
- シティの攻撃陣は破格の得点力を備える。フィフィアネ・ミーデマはWSL歴代最多得点記録保持者にしてオランダ代表歴代最多ゴールスコアラーであり、アーセナルから移籍して知性的なポジショニングと冷静なフィニッシュを持ち込んだ。そこに21歳の藤野あおばが絡む。WEリーグMVPを2度受賞した左サイドのドリブラーで、2023年W杯では日本人最年少ゴールを記録している。
- セットプレーの質も勝負を分けそうだ。シティの主将アレックス・グリーンウッドはイングランド代表100キャップのCBで、PK・FK・CKのすべてを蹴る左足のキッカー。ロングフィードでも試合を動かせる。対するロンドン・シティは熊谷紗希、ワッサ・サンガレ、そして空中戦の強さと統率力に定評のあるリナーリと、競り合いに強いCBを揃えており、グリーンウッドの左足を跳ね返せるかが問われる。
- 守護神対決も見逃せない。シティのゴールを守る山下杏也加はINAC神戸レオネッサ出身のなでしこジャパン正GKで、反応速度とポジショニングに優れた安定感が持ち味。ロンドン・シティは173cmのスペイン人GKエレネ・レテがゴールマウスに立ち、長身を活かしたセービングとハイボール処理に定評がある。シティのベンチには20歳のキアラ・キーティングも控える。
- ベンチの顔ぶれにも両クラブの色が出ている。ロンドン・シティは元マンチェスター・ユナイテッド主将でセットプレーの精度が高いケイティ・ゼレム、2019年W杯銅メダルと東京五輪銀メダルを持つスウェーデンのユリア・ロッダル、ユベントスでセリエAを経験したフィンランド代表サンニ・フランシと実績組が並ぶ。対するシティは20歳のグレイシー・プライアーが先発し、21歳のナオミ・レイゼルもベンチに入るなど、アカデミー育ちの若手が存在感を示す。