🏏 2025-11-01 (土) 12:00 GMT
マンチェスター・シティ女子
vs
ウェストハム女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- 日本のファンにとってはWSLで最も注目度の高いカードだ。シティはGK山下杏也加、中盤の長谷川唯、左サイドの藤野あおばと三人のなでしこジャパン勢が先発し、ウェストハムも最前線に植木理子、右サイドバックに遠藤優を並べた。ピッチ上に日本代表経験者が5人そろい、ゴールマウスから攻撃陣まで日本人同士が直接対峙する構図になる。
- 最大のストーリーは長谷川唯の古巣対決だ。日テレ・東京ヴェルディベレーザからACミランを経てウェストハムでWSLの舞台に立ち、その後シティへ移ってクラブ100試合出場を達成した28歳。157cmと小柄ながら卓越したポジショニングとパス精度でゲームを操る守備的MFが、自身をイングランドに迎え入れたクラブを相手にどうリズムを作るかが見どころになる。
- なでしこジャパンの同僚対決も濃い。ウェストハムの26歳植木理子はU-17W杯で4ゴール、U-20W杯で5ゴールを挙げて優勝に貢献し、2022年AFC女子アジアカップでは日本のトップスコアラーになったストライカー。ゴール前の嗅覚で仕留めにかかる相手が、代表で同じユニホームを着る守護神の山下杏也加というのは代表の試合では見られない構図だ。
- シティの左サイドには21歳の藤野あおばがいる。2023年女子W杯で日本人最年少ゴールを記録し、WEリーグMVPを2度受賞したベレーザ育ちのドリブラーで、160cmの機動力を武器に左から仕掛ける。対面に入るのは浦和レッズレディースで15年・171試合を過ごし、WEリーグとAFC女子チャンピオンズリーグの2連覇を経験した遠藤優。日本人同士のサイド勝負になる。
- シティの前線は破壊力が違う。WSL歴代最多得点記録を持ちオランダ代表でも歴代最多得点者であるフィフィアネ・ミーデマ(29歳)と、180cmの体躯と両足のシュート力を誇るジャマイカ代表キャプテンのカディジャ・ショー(28歳)が並ぶ。ミーデマの知性的なポジショニングとショーの空中戦という異質な2枚を、ウェストハムがどう抑え込むかが試合の分かれ目になる。
- ウェストハムの中盤を締めるのはキャプテンのカトリーナ・ゴリーだ。155cmの33歳はオーストラリア代表100キャップ超で2014年AFC年間最優秀選手、ベガルタ仙台レディースを含む7カ国でプレーした国際派で、日本のサッカーも肌で知る。フィンランド代表のオーナ・シレン(KuPSでフィンランド選手権2連覇)と組み、長谷川唯との中盤の主導権争いに挑む。
- ウェストハムの最終ラインとゴールには実績十分の顔ぶれが並ぶ。カナダ代表100キャップ超のシェリナ・ザドルスキー(33歳)はリオ五輪銅メダルと東京五輪金メダルを持ち、トッテナムで4年を過ごしたリーダー。GKキンガ・シェミクはUEFA女子ユーロ2025予選プレーオフでクリーンシートを挙げ、ポーランド初の本大会出場を手繰り寄せたPKに強い守護神だ。
- ウェストハムの攻撃陣は国際色が豊かだ。フランス代表60キャップ超で2024-25シーズンのハマー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたヴィヴィアンヌ・アセイ(31歳、元バイエルン・ミュンヘン)、フランクフルトで8年を過ごし2018年UEFA U-17欧州選手権で9ゴールの得点王に輝いたドイツ代表シェキエラ・マルティネス、ウェールズ代表50キャップ超のフィオン・モーガンが前線に並ぶ。
- シティの最終ラインは若さとベテランの混成だ。CBには20歳でイングランドU-23代表のグレイシー・プライアーと、サンディエゴ・ウェーブFCから加入した178cmのカナダ代表ジェイド・ローズ(22歳)という若いコンビ。左にはバルセロナで5つのリーガとCLを制したスペイン代表レイラ・ワハビ(32歳)、右にはルーシー・ブロンズの後継として迎えたオランダ代表ケルスティン・カスパリが入る。
- ベンチの顔ぶれも試合終盤を左右する。シティはマンチェスター・ユナイテッドから加わった21歳のイングランド代表グレース・クリントンと、リバプールやエヴァトンを渡り歩いた34歳ローラ・クームズが控える。ウェストハムはオーストリア代表100キャップ超でユーロ2017ベストイレブンのヴェレーナ・ハンシャウと、リヨン育ちでユーロ2025にも出た19歳レイラ・ヴァンデラーが待機する。