🏏 2025-11-02 (日) 12:00 GMT
アストン・ヴィラ女子
vs
エヴァトン女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- エヴァトンは日本代表勢が三人そろって名を連ねる一戦になった。中盤の底には27歳の林穂之香が先発し、ベンチには三菱重工浦和レッズレディースから海外初挑戦となった22歳のCB石川璃音、BKヘッケンとINAC神戸レオネッサを経て2025年夏に加入した28歳の左利きSB北川ひかるが控える。守備ブロックの中心を日本人が担う構図で、日本の視点からは見どころの多いアウェイゲームだ。
- 林穂之香は2024年夏にウェストハムから加入したボランチで、チェルシーの34試合無敗記録を止める決勝ゴールを挙げた大舞台での勝負強さを持つ。157cmと小柄ながらボール奪取と正確なパスワークでチームの攻守をつなぐ役割を担っており、ヴィラの中盤に対してどれだけ中央のスペースを消せるかがエヴァトンの試合運びを左右する。
- ヴィラの中盤には、2025年10月にイングランド代表デビューを飾りその試合でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた21歳ルシア・ケンドールと、20歳でリバプール史上最年少キャプテンを務めた24歳ミッシー・ボー・カーンズが並ぶ。若くして経験を積んだ二人のゲームメイクに、林穂之香とオーストラリア代表クレア・ウィーラーの守備的MFコンビがどう蓋をするかが中盤の主導権を決める。
- ヴィラの最終ラインとゴールマウスはアーセナル経験者で固められている。アイルランド代表の178cm CBアナ・パッテンはアーセナルのアカデミー育ちでフロリダ州立大学でもプレーし、スイス代表のノエル・マリッツ、カナダ代表GKサブリナ・ダンジェロもアーセナルでプレーした。エヴァトンのCBルビー・メイスもアーセナル出身で、両軍に北ロンドンの血が流れる。
- GK対決は経験と若さの対比になる。ヴィラの32歳サブリナ・ダンジェロは2016年リオ五輪でカナダ代表として銅メダルを獲得し、NWSL制覇時にはPK戦でMVPに選ばれた実績を持つ。対するエヴァトンの24歳エミリー・ラムジーは180cmの高さを生かしたハイボール処理とシュートストップが持ち味で、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールを経て正守護神の座をつかんだ。
- エヴァトンの前線は178cmのフランス人ストライカー、ケリー・ガゴが軸になる。2024年12月にナントから加入し契約を2028年まで延長した長身FWのヘディングを、178cmのパッテンとモンペリエで66試合4得点を挙げたフランス人CBオセアン・デランドのコンビが跳ね返せるか。右のトニ・ペインはセビージャで169試合を重ね2023年女子W杯にも出場したナイジェリア代表で、スピードと視野の広さでサイドを破りにかかる。
- ヴィラはベンチに強力な得点源を温存している。加入初年度に22ゴールでWSL得点王とPFA女子年間最優秀選手を同時に手にしたイングランド代表レイチェル・デイリー(33歳)と、ヴィラのアカデミー出身でヒューストン・ダッシュやレーシング・ルイビルでのNWSL経験もある24歳エボニー・サーモン。終盤に二人が入ればエヴァトンの最終ラインには一気に負荷がかかる。
- エヴァトンの左サイドは人材が厚い。先発したノルウェー代表歴を持つエリセ・ステネヴィクと、リバプールやレディングでWSLを経験したマズ・パチェコはともに左利きのSBで、ベンチにも左利きの北川ひかるが控える。ここを突くのはスコットランド代表で42キャップ4ゴールのウインガー、カースティ・ハンソン。マンチェスター・ユナイテッド時代に磨いたドリブル突破とクロス精度が武器だ。
- エヴァトンのCBコンビは21歳と22歳という若さだ。マルティナ・フェルナンデスはバルセロナのカンテラ出身でU-19欧州選手権を2連覇した左利きのビルドアップ型CBで、2025年夏に完全移籍で加入した。相棒のルビー・メイスは2025年9月にクラブレコードの移籍金でレスターから引き抜かれたイングランド代表で、CBとCDMの両方をこなすユーティリティ性が持ち味になる。
- ヴィラのサイドにはスコットランド代表コンビがそろった。25歳のミリ・テイラーはチェルシーのユースで16歳デビューを果たし、アーセナルやNWSLのエンジェル・シティを経て2025年にFIFAの承認を得てスコットランド代表へ転向した技巧派MF。同じくスコットランド代表のハンソンと組む右サイドバックには、オランダ代表56キャップでヴォルフスブルク時代にCL決勝を経験したリン・ウィルムスが入る。