🏏 2026-03-21 (土) 12:00 GMT
マンチェスター・シティ女子
vs
トッテナム女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- シティのベンチには21歳の日本人MF大山愛夢が入った。日テレ・東京ヴェルディベレーザと早稲田大学を経て加入した160cmのセントラルMFで、U-20女子W杯準優勝に貢献し、WEリーグ史上最年少得点記録も持つテクニシャン。シティには複数の日本人選手が在籍するが、この日のメンバー入りは大山ひとりで、投入されればサム・コフィーらが構える中盤でどうリズムを作るかが見どころになる。
- 古巣対戦の主役はトッテナムの左利きアタッカー、ユリエ・ブラクスタだ。ノルウェー史上最高額の移籍金でマンチェスター・シティに加入した経歴を持つ24歳で、BKヘッケンへのローンを経て2026年1月にスパーズへ移籍した。左サイドからのカットインとクロスが武器のノルウェー代表が、かつての本拠地で先発に名を連ねている点は今節屈指のストーリーだ。
- シティの前線は破壊力が桁違いだ。WSL歴代最多得点記録を持ち、オランダ代表でも歴代最多ゴールを刻んだフィフィアネ・ミーデマがアーセナルから移籍して中央に立ち、その隣には180cmで両足を使えるジャマイカ代表キャプテンのカディジャ・ショー。2023年NWSL MVPでパリ五輪銀メダリストのブラジル代表ケロリンも並び、どこからでも点が生まれる布陣になっている。
- 左サイドの攻防は見応え十分。シティのローレン・ヘンプは165cmの左利きイングランド代表LWで、圧倒的なスピードとドリブルでサイドを制圧するタイプ。対峙するのはユヴェントスから2024年に加入したスウェーデン代表の左SBアマンダ・ニルデンで、EURO2022を経験しスピードとフィジカルを兼ね備えたデュエル巧者。この一対一の回数が試合の主導権を左右する。
- 最前線に立つスパーズのキャプテン、ベス・イングランドは屈指の実績を誇る。チェルシー時代にWSL年間最優秀選手とPFA最優秀選手をダブル受賞し、2023年1月に25万ポンドという当時の国内記録の移籍金で加入した31歳のストライカーだ。彼女を止めるのはイングランド代表100キャップのアレックス・グリーンウッドと、サンディエゴ・ウェーブから加入した178cmのカナダ代表ジェイド・ローズ。
- スパーズの中盤はスカンジナビア色が濃い。マティルダ・ヴィンベリはハンマルビーでリーグとカップの二冠に貢献し、15歳でシニアデビューしたスウェーデン代表ウインガー。デンマーク代表のオリヴィア・ホルトはローゼンゴードで47試合25ゴールを挙げ、2025年1月の加入直後のデビュー戦でFKを直接決めた。21歳のノルウェー人FWカティンカ・タンドベリも前線に絡む。
- 経験値の対比も面白い。スパーズの33歳ドリュー・スペンスはチェルシーで長く主力を務めたジャマイカ代表のベテランで、2022年の加入以来チームに安定感をもたらしてきた。最終ラインには2024-25シーズンにWSL全試合フル出場を果たし、2025年5月にクラブ通算100試合を達成したモリー・バートリップ。ミーデマとショーという2人の点取り屋に対し、読みと駆け引きで対抗する。
- シティのゴールを守るのは、アカデミー出身で2024年にBBCヤング・スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた21歳のキアラ・キーティング。対するスパーズのリゼ・コップはアヤックスとレスターを経た173cmのオランダ代表GKで、コンパクトな体格を反応速度とポジショニングで補う。若さと国際経験、対照的な2人の守護神がゴール前でどう応えるか。
- ベンチの切り札にも注目したい。シティはバルセロナでリーガ5冠とCL制覇を経験したスペイン代表の左SBレイラ・ワハビ、バイエルンから加入したドイツ代表シドニー・ローマン、35歳のベテランMFローラ・クームズを温存。スパーズはクラブのWSL歴代最多アシスト記録を持ち2026年2月に長期契約を結んだフィンランド代表エヴェリーナ・スンマネンと、代表75キャップのオルガ・アフティネンが控える。
- スパーズのベンチにはもう一つの物語がある。先発左SBアマンダ・ニルデンの妹、21歳のマティルダ・ニルデンが控えFWとして名を連ねているのだ。BKヘッケンでダマルスヴェンスカン優勝を経験し、エリテッタンでは25試合23ゴールを叩き出して2025年末に加入した点取り屋で、姉妹そろってのピッチ共演が実現するかどうかも見どころになる。