🏏 2026-03-21 (土) 12:00 GMT
マンチェスター・ユナイテッド女子
vs
エヴァトン女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- エヴァトンの中盤には日本代表歴を持つ籾木結花が背番号29を着けて先発する。エヴァトンは石川璃音、林穂之香、北川ひかるも擁する日本人選手の多いクラブだが、この試合のメンバー入りは籾木ひとり。ユナイテッドの中盤にはカナダ代表のシミ・アウジョやスウェーデン代表ユリア・ジゴッティ・オルメら守備的MFが並ぶだけに、籾木が中央でどれだけボールに触れるかが攻撃のリズムを左右する。
- 古巣対戦の色が濃い一戦でもある。ユナイテッドのCBミリー・ターナーはブリストル・シティを経てエヴァトンでプレーした後、クラブ創設の2018年からユナイテッドに在籍する古参。ベンチのギャビー・ジョージも2023年にエヴァトンから復帰した右SBで、マンチェスター出身のユーティリティだ。178cmのターナーの空中戦と、ジョージの復帰後のレギュラー定着ぶりに注目したい。
- エヴァトン側にも因縁がある。ベンチに入る180cmのGKエミリー・ラムジーは、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールを経てエヴァトンに加入したイングランド人守護神。さらにユナイテッドのジェス・パークはマンチェスター・シティから2025年9月に4年契約で加入した24歳だが、過去にはエヴァトンへのローン経験もあり、EURO2025優勝メンバーとして古巣に牙をむく形になる。
- ユナイテッドの前線は欧州屈指の経歴が並ぶ。1トップのメルヴィーヌ・マラールはリヨンでチャンピオンズリーグ4回優勝を経験した25歳のフランス代表ストライカーで、ゴール前の嗅覚が鋭い。2列目にはブライトンで13ゴールを挙げWSL得点王争い2位に入ったノルウェー代表エリサベト・テルランドが控え、動き出しの質でエヴァトンの最終ラインを揺さぶる。
- ユナイテッドのサイドには、バルセロナから2025年8月に加入した32歳のフリドリナ・ロルフォが立つ。CL2回優勝を含む17の主要タイトルを積み上げたスウェーデン代表で、左サイドならアタッカーでもDFでもこなす万能型だ。相手の左SBマズ・パチェコはリバプールやレディングでWSL経験を積み、2024年にフィリピン代表にも初招集された俊足のサイドバック。この左右の攻防が見どころになる。
- エヴァトンの中盤は国際色の豊かさが際立つ。アウロラ・ガッリはWSL初のイタリア人選手で、ユベントスでセリエA4連覇を経験し、2019年女子W杯のジャマイカ戦では大会ベストゴール候補のスーパーゴールを決めた。相棒のザラ・クラムジャールはWSL史上初のスロベニア人選手で、ローマでセリエA2連覇を果たし2026年2月に買取義務付きローンで加入した20歳だ。
- エヴァトンの最終ラインは22歳のルビー・メイスと21歳のマルティナ・フェルナンデスという若いCBコンビ。メイスはアーセナルやマンチェスター・シティを経て2025年9月にクラブレコードの移籍金でレスターから加入したイングランド代表で、CBとCDMを兼ねるユーティリティ。左利きのフェルナンデスはバルセロナのカンテラ育ちで、2026年2月のアストン・ヴィラ戦ではWSL初の2ゴールを記録した。
- 両ゴールマウスの対比も面白い。ユナイテッドの185cmのアメリカ代表ファロン・タリス=ジョイスは、2024-25シーズンにWSLゴールデングローブを共同受賞し13クリーンシートを積み上げた正守護神。対するエヴァトンのコートニー・ブロスナンはウェストハム、トッテナム、ヒューストン・ダッシュを渡り歩いたアイルランド代表で、ポジショニングとシュートストップの安定感でゴールを守る。
- ベンチワークの読み合いも試合を動かす。ユナイテッドはバイエルンでブンデスリーガ得点王に輝き2025年12月に加入したドイツ代表レア・シュラーに加え、クラブ史上最年少出場・最年少得点を記録した16歳レイラ・ドルーリーを残す。エヴァトンは178cmのフランス人FWケリー・ガゴと、マンチェスター・シティでFAカップ2度優勝を経験した31歳メリッサ・ローリーが切り札だ。
- ユナイテッドの最終ラインを束ねるのは、22歳でクラブのキャプテンに就任したガーンジー島出身のマヤ・ル・ティシエ。冷静な配球でWSL屈指のCBと評価され、PFA WSLチーム・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた23歳だ。その脇では2026年1月にサンディエゴ・ウェーブから加入したスウェーデン人SBハンナ・ルンドクヴィストが、レアル・マドリードやスウェーデンでの経験を活かして攻守にアグレッシブに動く。