🏏 2026-09-27 (日) 14:00 BST
バーミンガム・シティ女子
vs
クリスタル・パレス女子
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 下位圏の直接対決。バーミンガムは3試合で0勝1分2敗の勝点1にとどまり13位、得失点差は-4。クリスタル・パレスは1勝1分1敗の勝点4で9位につけるが、3得点7失点のバーミンガムに対しパレスは1得点7失点と得失点差-6で、順位ほどの差はない。首位マンチェスター・シティが4試合で勝点12を積む一方、両者にとっては早くも下位脱出の足がかりが欲しい一戦だ。
- 昇格組バーミンガムはここまで対戦相手に恵まれなかった。開幕はアウェイでマンチェスター・シティに1-3、第2節はホームでブライトンと2-2、第3節はアウェイでチェルシーに0-2。上位陣との連戦を1分2敗で乗り切った形で、同じ下位圏の相手を迎える今節は今季初勝利を狙える現実的なチャンスとなる。
- パレスの3試合は極端な中身だった。開幕はホームでエヴァートンを1-0で下し、第2節はアウェイでアーセナルと0-0。ところが第3節はホームでトッテナムに0-7と大敗し、ここまでの7失点はすべてこの1試合で喫したもの。裏を返せば残る2試合は無失点で、3試合の総得点はエヴァートン戦の1点のみという得点力が最大の課題である。
- パレスのジェイミー・リー・ネイピアにとっては古巣との対戦。26歳のスコットランド代表はチェルシー女子の育成組織で育ち、バーミンガム・シティ女子のほかロンドン・シティ・ライオネシズ、ヒバーニアン、ブリストル・シティを渡り歩いてきた。162cmと小柄ながら攻撃的な位置から違いを作れるタイプで、今節は最終ラインの一角に名を連ねる。
- バーミンガムの日本人コンビにも注目したい。1998年生まれで28歳の宮川麻都は4-2-3-1のダブルボランチの一角で先発。日テレ・東京ヴェルディベレーザで育ち、スウェーデンのハンマルビー女子を経て渡英した、なでしこリーグと欧州の両方を知る数少ない存在だ。ベンチにはINAC神戸レオネッサからハンマルビー、ヴェクショーを経て2026年8月に加入した22歳の天野紗が控えており、実現すればハンマルビー時代のチームメイト同士がピッチ上で再会する。
- 中盤の構成では経験値が物を言いそうだ。宮川と組むのは31歳のノルウェー代表リサ・ノールスンで、SKブランでリーグ2連覇を経験したボックス・トゥ・ボックス型。豊富な運動量と前線への飛び出しが武器になる。対するパレスはS.ホップクロフトとエベレットの2枚を底に置き、その前でCAMのシャノン・オブライエンが創造性と得点への嗅覚を発揮する構図だ。
- 前線の顔ぶれも対照的。バーミンガムは1トップにブライトンとエヴァートンでWSLを経験した28歳のギリシャ人ヴェアトリキ・サリを配し、その周囲で1994年生まれの韓国代表イ・グミンが前線を引っ張る。パレスは32歳のイングランド人ストライカー、ベス・イングランドが最前線。チェルシー時代にWSL年間最優秀選手とPFA最優秀選手をダブル受賞したゴール前の嗅覚が、1得点に沈むチームの突破口になる。
- 最終ラインの経験差も見どころ。バーミンガムはマンチェスター・ユナイテッド、ブリストル・シティ、エヴァートンを渡り歩いた178cmの30歳CBミリー・ターナーが空中戦を仕切り、北アイルランド代表レベッカ・マッケナが脇を固める。パレス側はエンジェル・シティ、パリ・サンジェルマン、ローマ、ACミランでプレーした29歳のジャマイカ代表アリソン・スワビーと、2024-25シーズンにWSLで全試合フル出場を果たした唯一の選手モリー・バートリップが並ぶ。
- ベンチには両者とも国際色豊かなカードが残る。バーミンガムは2026年8月にル・アーヴルから10万ポンド超の移籍金で加入した20歳のフランス人ストライカー、シャンセル・エファエファが控える。フランスの各年代代表で通算28試合17得点を挙げ、2023年のU-17欧州選手権優勝メンバーだ。パレスはスタンフォード大を経てストラスブールで2シーズン44試合に出場した26歳のアメリカ人MFシエラ・エンゲと、2026年9月にポーツマスから2年契約で加入した21歳のナイジェリア代表GKコンフォート・エルハボーを擁する。