🏏 2026-09-27 (日) 14:00 BST
リヴァプール女子
vs
エヴァトン女子
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- マージーサイド・ダービー。エヴァトンは3試合で2勝1敗の勝点6で5位、リヴァプールは1勝1分1敗の勝点4で7位と、両者の差はわずか2ポイント。ただし中身は対照的で、リヴァプールが7得点5失点なのに対しエヴァトンは2得点1失点。首位マンチェスター・シティが4試合で勝点12を積むなか、上位に食らいつくために落とせないダービーとなる。
- リヴァプールの3試合は振れ幅が大きい。開幕はアウェイでチャールトンを4-0と圧倒し、第2節はホームでトッテナムと1-1。第3節はアウェイで首位マンチェスター・シティに2-4で敗れたが、独走する相手から2点を奪った事実は攻撃陣の力を示している。3試合で7得点はここまでのリーグでも上位の数字だ。
- 対するエヴァトンは堅守で白星を拾ってきた。開幕はアウェイでクリスタル・パレスに0-1と競り負けたが、第2節はホームでチャールトンに1-0、第3節はアウェイでウェストハムに1-0と連勝。2勝はいずれも1点差の完封勝ちで、3試合の失点はわずか1。少ないチャンスを確実に仕留める試合運びが定着しつつある。
- エヴァトンには古巣リヴァプールと対峙する2人がいる。2004年生まれの22歳ハンナ・シルコックは最終ラインで先発し、リヴァプール女子、ブラックバーン女子、バーミンガム・シティと若くしてイングランドの複数クラブで実戦を積んできた。ベンチにはリヴァプールとレディングでWSLを経験した28歳の左SBマズ・パチェコも控える。法学の学位を持つ彼女は2024年にフィリピン代表初招集を受けた知性派だ。
- 4-2-3-1同士の一戦で、日本代表同士のマッチアップが生まれる。リヴァプールはダブルボランチの一角に27歳の長野風花が入り、160cmの小柄な体格ながら正確なパスと戦術眼でゲームをコントロールする「チームの心臓」として君臨する。エヴァトンの左SBには左利きの29歳北川ひかるが先発。積極的なオーバーラップと精度の高いクロスが武器で、長野が組み立てるリヴァプールの攻撃と直接ぶつかる構図だ。
- エヴァトンのベンチにも日本代表が2人。28歳のボランチ林穂之香は2024年夏にウェストハムから加入し、チェルシーの34試合無敗記録を止める決勝ゴールを決めた勝負強さの持ち主だ。23歳のCB石川璃音は浦和レッズレディースから海外初挑戦で加わり、172cmの高さと強さを活かした対人守備を武器にする。長野もかつて浦和レッズレディースでプレーしており、日本のファンには見どころの多いダービーとなる。
- 中盤の底の主導権争いが試合の質を決めそうだ。リヴァプールはスコットランドのレンジャーズ女子を経て加入したマクリーンが長野と組む。エヴァトンは2023年W杯とパリ五輪を経験した28歳のオーストラリア代表CDMクレア・ウィーラーと、2025年9月にクラブレコードの移籍金でレスターから加入した23歳のルビー・メイスの並び。メイスはCBとCDMを兼務できるユーティリティで、マンチェスター・シティやアーセナルでのプレー経験も持つ。
- 前線ではスウェーデン人コンビが目を引く。リヴァプールは25歳のSTベアータ・オルソンと26歳のコルネリア・カポッシュを起用。2人はともにクリスタンスタッドDFFとアメリカの大学(フロリダ州立/フロリダ)を経てきた共通のキャリアを持つ。エヴァトンの最前線には20歳のザラ・クラムジャールが入る。WSL史上初のスロベニア人選手で、ローマでセリエA2連覇を果たし2026年2月に買取義務付きローンで加入した逸材だ。
- ゴールマウスは経験差が際立つ。リヴァプールはマンチェスター・シティのアカデミー出身で、2024年にBBCヤング・スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた21歳のキアラ・キーティングが守る。エヴァトンはアメリカ生まれのアイルランド代表コートニー・ブロスナンが30歳。ウェストハム、トッテナム、ヒューストン・ダッシュで積んだ長いキャリアが安定感の源になっている。
- ベンチの国際色も両者らしい。エヴァトンにはユベントスでセリエA4連覇を経験し、WSL初のイタリア人女子選手として加入した29歳のアウロラ・ガッリと、メルボルン・シティからフリーで加わったオーストラリア代表FWホリー・マクナマラが控える。リヴァプールはシュトゥルム・グラーツとザンクト・ペルテンを経た25歳のオーストリア代表CAMマリー=テレーゼ・ヘービンガー、BKヘッケン出身で23歳のスウェーデン人RBアリス・ベリストロムが流れを変えるカードになる。