🏏 2026-10-04 (日) 14:00 BST
アストン・ヴィラ女子
vs
クリスタル・パレス女子
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 13位ヴィラと9位パレスという、早くも残留圏を意識せざるを得ない下位対決。ヴィラは4試合で0勝2分2敗の勝ち点2、3得点10失点で得失点差−7と14チーム中でも厳しい数字が並ぶ。パレスは1勝2分1敗の勝ち点5で、両者の勝ち点差は3。首位マンチェスター・シティがすでに12まで伸ばしているだけに、ここでの取りこぼしは序盤の立ち位置に直結する。
- 4試合の中身は対照的だ。ヴィラは開幕アウェイのチェルシー戦で1-1、第3節もアウェイのブライトン戦で1-1と上位・中位相手に粘った一方、ホームのマンチェスター・シティ戦が1-4、前節アウェイのトッテナム戦が0-4と大敗が続く。パレスは初戦ホームでエヴァートンを1-0で下したものの、ホームのトッテナム戦で0-7と崩れ、前節はアウェイのバーミンガム戦で3-3の打ち合いを演じた。
- 布陣は両軍とも3-4-1-2のミラーゲームで、中盤4枚の主導権争いがそのまま試合の流れを決める。ヴィラは本職が右サイドバックのマリッツ(30歳・スイス代表、アーセナルとヴォルフスブルクでCL決勝を経験)とウィルムス(オランダ代表56キャップ)を大外に配し、中央はキーランド(23歳・ノルウェー代表のアンカー)とテイラー(26歳・スコットランド代表)。パレスはCDMの角田楓佳とCBが本職のバートリップが内側を締める構成だ。
- ヴィラのゴールマウスには22歳の大熊茜が立つ。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの育成組織からINAC神戸レオネッサへ移り、2年連続でWEリーグ優秀選手賞を受けた守護神で、2026年7月に海を渡った。2025年になでしこジャパンでデビューしており、WSLでの日々がそのまま代表の序列にも響く。ベンチにはベレーザでWEリーグ優勝に貢献し7ゴール6アシストを記録した土方麻椰(22歳・ST)も控える。
- パレスの中盤の底には21歳の角田楓佳が入る。三菱重工浦和レッズレディースでWEリーグ2連覇を含む5つの国内タイトルを獲得し、2025年9月にブライトンへ移ってイングランドでのキャリアを始めた守備的MFだ。危機察知能力と高い位置でのボール奪取が武器で、大熊が守るゴールへ向かう二次攻撃をどれだけ生み出せるか。日本人対決としても見どころの多い一戦になる。
- パレスの2トップは32歳のベス・イングランドと21歳のアビー・ラーキン。イングランドはチェルシー時代にWSL年間最優秀選手とPFA最優秀選手をダブル受賞し、2023年1月には25万ポンドという当時の国内記録移籍金で動いたストライカーだ。迎え撃つヴィラの3バックは今夏ユヴェントスから加入したハルヴィケン(24歳・ノルウェー代表、2023年W杯とEURO 2025出場)、モンペリエで66試合4得点のデランド、178cmのパッテンが並ぶ。
- ヴィラの前線はユヴェントスとPSGを渡り歩いたデンマーク代表ヴァングスゴーと、アヤックス帰りのグラントの2枚。その背後のトップ下には、2025年10月のイングランド代表デビュー戦でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた22歳のケンドールが入る。サウサンプトンで100試合以上を戦って磨いた技術と判断力で前線を動かし、4試合3得点という得点力不足をどう解消するかが最大のテーマだ。
- GK対決も見どころのひとつ。パレスのゴールを守るのは34歳のフランス代表ペロー=マニャンで、2021年から4シーズン半を過ごしたユヴェントスで5つのタイトルを獲得し、2026年8月にNWSLのデンバー・サミットからレンタル加入した。アーセナル時代以来のWSL復帰となる百戦錬磨の守護神と、22歳の大熊という12歳差のコントラストが、両ゴール前の空気を決める。
- ベンチの顔ぶれにも両クラブの方向性が出ている。ヴィラはレンジャーズで16歳デビューから100試合以上を積み今夏加入した19歳のスコットランド代表マコーレー、U-20アメリカ代表の右サイドバック、ケイティ・スコット(19歳)と若手が並ぶ。パレスはスタンフォード大から2023年NWSLドラフト2巡目で指名され、ストラスブールで44試合を戦ったエンゲ(26歳)が、ジョー・ポッター監督の最初の補強として控える。