🏏 2026-10-18 (日) 14:00 BST
ロンドン・シティ・ライオネシズ
vs
エヴァトン女子
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ロンドン・シティ・ライオネシズは5試合で4勝1敗・勝ち点12の3位につけ、得失点差+10は2位マンチェスター・シティと並ぶ数字だ。対するエヴァトンは3勝2敗の勝ち点9で5位。勝てばLCLと勝ち点で肩を並べる位置にいる。首位チェルシーが6試合で16ポイント、2位マンCが5試合で15ポイントと走るなか、上位追走を続けたいホームと、トップ4圏内に手を掛けたいアウェイの直接対決となる。
- 対照的なのは両者の得点力だ。LCLは5試合で15得点を叩き出し、第3節のチャールトン戦を敵地で4-1、第5節のトッテナム戦も敵地で6-1と大勝している。一方のエヴァトンは5試合でわずか4得点ながら勝ち点9を確保しており、3つの白星はいずれも1点差(チャールトン戦1-0、ウェストハム戦1-0、バーミンガム戦2-1)。失点4の堅守をリーグ屈指の攻撃陣相手にどこまで維持できるかが焦点になる。
- 中盤の主導権争いが試合を左右する。LCLの4-2-3-1のダブルボランチは、PSGで270試合54得点を挙げフランス代表102キャップを誇るグレース・ゲイヨロ(29歳、約100万ユーロの女子世界記録移籍で加入)と、スポルティングCPから加わったダニエラ・アルケス。迎え撃つ4-4-2のエヴァトンは、2023年W杯とパリ五輪を経験した豪州代表CDMのクレア・ウィーラー(28歳)と、CBとCDMを兼ねるルビー・メイス(23歳、2025年9月にクラブレコードの移籍金でレスターから加入)が中央を締める。
- LCLの2列目に並ぶ顔ぶれが圧巻だ。両翼にはリヨンで9シーズン223試合45得点を記録したデルフィーヌ・カスカリーノと、この7月に50万ポンド超でリヨンから加入した31歳のカディディアトゥ・ディアニ。ディアニは2023年W杯のシルバーブーツ、2023-24シーズンのCL得点王という実績の持ち主だ。中央には2017年女子ユーロ制覇の立役者ダニエル・ファン・デ・ドンク(35歳)が構え、1トップには2026年2月にイングランド代表へ初招集された若手フレイヤ・ゴドフリーが入る。
- エヴァトンの最終ラインでは、浦和レッズレディースから海外初挑戦でやってきた日本代表CB石川璃音(23歳)が先発に名を連ねる。172cmの高さを活かした対人守備が持ち味で、加入直後から先発に定着してきた。相棒は元マンチェスター・シティの175cm、イングランドU-23代表ナオミ・レイゼル(22歳)。5試合15得点のLCL攻撃陣に対して、この若い2枚のCBコンビがどこまで踏ん張れるかが最大の見どころだ。
- 前線ではもう1人の日本人、籾木結花が2トップの一角で先発する。1996年生まれの30歳で、2019年女子W杯と2021年東京五輪を戦った左利きのアタッカー。ドリブル突破とミドルシュートの精度に定評があり、スウェーデンではリーグ最優秀MFにも選ばれた。コンビを組むのはメルボルン・シティからフリーで加入したオーストラリア代表ストライカーのホリー・マクナマラ。4得点にとどまるチームの得点力を、この2人が押し上げられるかどうか。
- エヴァトンのベンチにも中盤の実力者が控える。日本代表ボランチの林穂之香(28歳)は2024年夏にウェストハムから加入し、チェルシーの34試合無敗記録を止める決勝点を挙げた勝負強さが光る。イタリア代表のアウロラ・ガッリ(29歳)はユベントスでセリエA4連覇を経験し、2019年女子W杯ではジャマイカ戦で大会ベストゴール候補のスーパーゴールを決めた。試合が動いたとき、どちらが先に送り出されるかに注目したい。
- LCLのベンチに座るニキータ・パリスにとっては古巣対決となる。エヴァトンでのプレー経験を持つ32歳のイングランド代表ウインガーは、その後マンチェスター・シティ、リヨン、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドと渡り歩き、UEFA女子ユーロ2022優勝も経験した。爆発的なスピードとフィニッシュ力は、終盤の勝負どころで古巣の守備陣にとって厄介な存在になり得る。
- LCLの最終ラインは国際色豊かだ。中央にはUEFA女子ユーロ2025でベストイレブンに選ばれたイタリア代表エレナ・リナーリ(32歳)と、アヤックスで16歳デビューを飾ったオランダ代表イサ・カルディナール(21歳)。サイドにはバルセロナのラ・マシア育ちで本職が左ウイングの20歳ルシア・コラレスと、バルセロナで94試合を戦いリーガF5連覇を経験したハナ・フェルナンデス(24歳)が並ぶ。
- ベンチの陣容の厚さもこのクラブらしい。バルセロナから加わった32歳のアレクシア・プテージャス、マンチェスター・ユナイテッドとPSGを経た33歳のGKメアリー・アープス、2023年女子W杯優勝メンバーの守備的MFマリア・ペレス(24歳)に加え、フランクフルトで130試合60得点を挙げEURO 2022準優勝とパリ五輪銅メダルを経験したドイツ代表ニコル・アニョミ(26歳)までが控える。