控え選手
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見どころ
- オーストリアは1998年フランス大会以来28年ぶりの本大会出場で、ヨルダンは史上初のW杯。グループJ初戦は、ポット3のオーストリアが最下位ポット4のヨルダンを迎える構図となる。ラルフ・ラングニック監督は2024年EURO R16進出の勢いをW杯へつなげたい。対するヨルダンは2023年アジアカップ準優勝の快進撃を思い起こさせる戦いを期待。グループは強豪アルゼンチン、アルジェリアも控えており、両チームにとって絶対に落とせない初戦となる。
- レアル・マドリード所属のダヴィド・アラバ(33歳)が113試合15ゴールのキャプテンとして最終ラインを統率し、長いキャリアで初のW杯本大会に臨む。アラバはバイエルンで10度のブンデスリーガ制覇と2度のCL制覇、マドリードでも2度のCL優勝を誇る世界屈指のユーティリティで、左サイドバックからセンターバックへ転向し今は3バック中央で司令塔役。相棒にトッテナム所属のケビン・ダンソ(27歳・ガーナ系・190cm・代表32キャップ)がベンチに控え、フライブルクのフィリップ・リーンハート(29歳・レアルBカスティージャ出身・代表41試合3ゴール)が先発する守備陣は欧州5大リーグの実力者揃い。
- ボルシア・ドルトムントのマルセル・ザビッツァー(32歳・代表98試合26ゴール)が中盤の軸。バイエルン、RBライプツィヒ、マンチェスター・ユナイテッド(レンタル)を経た豊富な経験を持ち、力強いミドルシュートと決定力でエース格として君臨。本大会期間中に代表100試合到達が見込まれる。バイエルン・ミュンヘンのコンラード・ライマー(29歳・右サイドバックもこなす万能型・代表57試合7ゴール)とRBライプツィヒのニコラス・サイヴァルト(25歳・守備的MF・代表47試合1ゴール)、クサーヴァー・シュラーガー(28歳・左利き・ライプツィヒ・代表51試合4ゴール)が3-4-2-1の中盤4枚を構成する。
- ヨルダンはキャプテンのイフサン・ハッダード(32歳・アル・フセイン・右SB・代表92キャップ)が経験豊富な守備のリーダーで、2023アジアカップ準優勝時も腕章を巻いて牽引した。最終ラインは韓国Kリーグ1のFCソウルでプレーするヤザン・アル=アラブ(30歳・CB・187cm・代表80試合3ゴール)を中心に構成。中盤底にはラジャエイ・アエド(32歳・アル・フセイン・CDM・代表72キャップ)がベンチ入りし、カタールSCのニザール・アル=ラシダン(27歳・CM・185cm・代表46試合4ゴール)とマレーシア・スランゴールのヌール・アル=ラワブデー(29歳・CM・代表67試合3ゴール)が中盤を支える。
- ヨルダンのエースはカタールのアル・サイリヤ所属のアリ・オルワン(26歳・ST・代表65試合29ゴール)。2023アジアカップでは全試合に絡む得点源として準優勝に貢献し、驚異的な決定力を誇る9番がオーストリアの堅守をどう崩すかが見どころ。左ウイングにはフランス・リーグ1レンヌのムサ・アル=タアマリ(10番・ヨルダン唯一の欧州5大リーグ選手)が構え、サイドからの仕掛けでチャンスを演出する。右ウイングのモハマド・アブ・ズライク(7番・ベンチ)も含めて前線3枚の速攻が武器。
- オーストリアのフォワード陣は歴代最多得点記録を持つマルコ・アルナウトヴィッチ(37歳・レッドスター・ベオグラード・代表133試合47ゴール)がベンチから虎視眈々と出場機会を狙う。2025年に歴代最多得点でポルスターを抜いた国民的エースで、インテルでセリエA制覇も経験。先発は200cmの長身ストライカー、サシャ・カライジッチ(28歳・LASK・代表22試合4ゴール)で、アドミラからシュトゥットガルト、ウォルバーハンプトンへ渡ったが度重なる膝の重傷に苦しんだ苦労人。ヴェルダー・ブレーメンのロマノ・シュミット(26歳・CAM・代表34試合3ゴール)が2列目で創造性を発揮する。
- オーストリアは3-4-2-1、ヨルダンは5-4-1と守備的な布陣同士の対戦。中盤の主導権をどちらが握るかが勝敗の分かれ目となる。オーストリアはサイヴァルトとシュラーガーのダブルボランチ、ライマーがウイングバック的に上下動し、ヨルダンは5バックで守りを固めながら中盤のアル=ラワブデーとアル=ラシダンが攻守の切り替えを担う。両チームとも初戦の緊張感から慎重な入りが予想され、先制点がゲームの流れを決める可能性が高い。