控え選手
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見どころ
- FIFA W杯2026グループJ第2節、史上初のW杯出場を果たしたヨルダンと12年ぶり5度目の本大会出場となるアルジェリアがサンタクララで激突する。両チームは初戦を終えて勝点獲得を狙う重要な一戦で、ヨルダンは初戦オーストリア戦の結果を踏まえて初勝利を目指し、アルジェリアは現王者アルゼンチン戦を終えて巻き返しを図る。北アフリカと西アジアの地域ライバル対決でもあり、アラブ諸国同士の威信を懸けた戦いとなる。
- ヨルダンの中心は唯一の欧州5大リーグ選手ムサ・アル=タアマリ(レンヌ、代表91試合24ゴール)。右ウインガーの本職だが、この試合では3-4-2-1の2列目左に入り、ドリブル突破とチャンス創出で違いを生み出す役割を担う。代表65試合29ゴールを誇るエースストライカーのアリ・オルワン(アル・サイリヤ、26歳)が1トップを務め、2023アジアカップ準優勝の原動力となった2人のコンビネーションが鍵を握る。
- アルジェリアはキャプテンのリヤド・マフレズ(アル・アハリ、元マンチェスター・シティCL王者、代表114試合38ゴール)が右ウイングから内に切れ込む左足のドリブルで攻撃を牽引。4-2-3-1の1トップにはVfLヴォルフスブルク所属のモハメド・アムラ(代表44試合19ゴール)が入り、2025年夏にマルセイユに加入したアミン・グイリ(180cm、代表21試合8ゴール)との併用も予想される。トップ下にはアイントラハト・フランクフルトのファレス・シャイビ(23歳、代表28試合3ゴール)が創造性を発揮する。
- 中盤の主導権争いが試合の行方を左右する。ヨルダンは3-4-2-1の中盤4枚で、アル・クワ・アル=ジャウィヤ所属のモハナド・アブ・ターハ(23歳、代表29試合1ゴール)とマレーシアのスランゴール所属ヌール・アル=ラワブデー(代表67試合3ゴール)、カタールSC所属のニザール・アル=ラシダン(185cm、代表46試合4ゴール)、キャプテンのイフサン・ハッダード(アル・フセイン、代表92キャップ)が構成。対するアルジェリアはラミズ・ゼルーキ(フェイエノールト、代表51試合3ゴール)とニース所属のイシャム・ブダウィ(代表32キャップ)のダブルボランチで守備的バランスを保つ。
- 注目の対戦カードは左サイド攻防戦。アルジェリアの左サイドバック、ライアン・アイト=ヌーリ(マンチェスター・シティ、2025年夏加入、代表27キャップ)がオーバーラップから攻撃参加する際、ヨルダンの右ウイングバック的な役割を担うイフサン・ハッダード(174cm、右利き)がどこまで対応できるか。逆にヨルダンが左サイドから攻める際は、モハナド・アブ・ターハ(177cm、左利き)の前進に対し、ヘラス・ヴェローナ所属のラフィク・ベルガリ(180cm、代表11試合1ゴール)の守備力が試される。
- 守備陣の経験値に大きな差がある。アルジェリアはリール所属のアイサ・マンディ(186cm、代表116キャップ7ゴール、2014W杯経験者)とボルシア・ドルトムント所属のラミー・ベンセバイニ(187cm、代表81試合7ゴール)のベテランCBコンビが最終ラインを統率。対してヨルダンはKリーグ1のFCソウル所属ヤザン・アル=アラブ(187cm、代表80試合3ゴール)とイラクのアル・ザウラー所属アブドゥッラー・ナシブ(183cm、代表65試合3ゴール)、そしてアル・ファイサリ所属のフサム・アブ・ダハブ(186cm、代表18キャップ)の3バックで対抗する。
- ヨルダンのエースストライカー、アリ・オルワン(カタールのアル・サイリヤ所属、182cm)は2023アジアカップで全試合に絡む得点源として準優勝に貢献し、代表65試合で29ゴールという驚異的な決定力を誇る。アルジェリアの最終ラインは高さで勝るが、オルワンの抜け出しのタイミングと嗅覚の鋭さは脅威。右の2列目に入るマフムード・アル=マルディ(アル・フセイン、代表88試合9ゴール)との連係でゴールを狙う。
- 話題性十分なのがアルジェリアのGKルカ・ジダン(グラナダ、28歳)の出場。ジネディーヌ・ジダンの息子で、レアル・マドリードの下部組織で育ち、2025年に祖父母を通じてアルジェリア代表を選択した。代表6キャップと経験は浅いが、足元の技術と落ち着きが持ち味。対するヨルダンの正GKヤジド・アブライラ(アル・フセイン、189cm、代表76キャップ)は2023アジアカップ準優勝の立役者で、史上初のW杯でも守護神として君臨する。
- 20歳の若手対決にも注目が集まる。アルジェリアの攻撃的MFイブラヒム・マザ(バイエル・レヴァークーゼン、180cm)はベルリン生まれでアルジェリア人の父とベトナム人の母を持ち、ヘルタで頭角を現し2025-26シーズンにレヴァークーゼンへ移籍した逸材。鋭いドリブルとミドルシュートが武器で代表15試合2ゴール。一方、ベンチスタートが予想されるヨルダンのオデー・アル=ファフーリ(エジプトのピラミッズ、180cm)も20歳で、主に左ウインガーながらストライカーもこなす俊英として代表9試合1ゴールを記録している。