控え選手
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見どころ
- 決勝トーナメント1回戦、グループIを1位通過したフランスとグループFを2位通過したスウェーデンが激突する。ディディエ・デシャン監督がW杯後の退任を表明済みのフランスは、2018年優勝・2022年準優勝に続く3大会連続決勝進出を目指す。キリアン・ムバッペ(レアル・マドリード、代表98試合56得点)が主将として牽引し、ジルー(57得点)に次ぐ歴代2位の得点記録更新も視野に入る大舞台だ。
- スウェーデンは2025年10月に就任したグラハム・ポッター監督のもと、プレーオフでウクライナを3-1、ポーランドを3-2で破る劇的な勝ち上がりで2018年ロシア大会以来のW杯本大会出場を決めた。アレクサンデル・イサク(リバプール、代表47試合16得点)とヴィクトル・ギェケレシュ(アーセナル、代表36試合22得点)の強力2トップは、スポルティングCPで102試合97ゴールという驚異的な記録を残したギェケレシュの爆発力が鍵を握る。
- フランスの4-2-3-1とスウェーデンの3-4-2-1のフォーメーション対決では、中盤の主導権争いが重要になる。フランスはオーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード、187cm)とアドリアン・ラビオ(ACミラン、188cm)のダブルボランチが守備の要となり、攻撃ではマイケル・オリーズ(バイエルン・ミュンヘン)とウスマン・デンベレ(パリ・サンジェルマン)のサイドアタッカーが幅を作る。対するスウェーデンは中盤4枚のコンパクトな守備ブロックから、イサクとギェケレシュの裏抜けを狙う。
- 注目のマッチアップは、フランス最終ラインのウィリアム・サリバ(アーセナル、192cm)とダヨ・ウパメカノ(バイエルン・ミュンヘン、186cm)のCBコンビ対スウェーデンの2トップ。特にサリバはクラブでギェケレシュと同僚として日々トレーニングで対峙しており、お互いの特徴を知り尽くした対決となる。一方、スウェーデンはキャプテンのヴィクトル・リンデレフ(アストン・ヴィラ、代表75試合)が3バックの中央で守備を統率する。
- 両チーム共にプレミアリーグ所属選手が多数出場し、リーグでの対戦経験を持つ選手同士の駆け引きも見どころだ。フランスのルーカス・ディーニュ(アストン・ヴィラ)とジュール・クンデ(バルセロナ)の両SBは、スウェーデンのサイドMFエリオット・ストラウド(ミャルビー)とダニエル・スヴェンソン(ボルシア・ドルトムント)との1対1が頻発する展開が予想される。
- 控えメンバーの層の厚さもフランスの強みで、エンゴロ・カンテ(フェネルバフチェ、2018年W杯優勝メンバー)、マルクス・テュラム(インテル・ミラノ、192cm)、ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)らワールドクラスの選手がベンチに控える。スウェーデンはアンソニー・エランガ(ニューカッスル)が右サイドからスピードを活かした突破を仕掛け、ルーカス・ベルグヴァル(トッテナム、20歳)が中盤で存在感を示す若手のキープレーヤーだ。
- 両チームの過去のW杯成績を見ると、フランスは17回出場で2度の優勝(1998、2018)、スウェーデンは13回出場で最高成績は1958年自国開催での準優勝。今大会のフランスはデシャン監督の12年間の集大成となる大会であり、スウェーデンはポッター新体制で8年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした勢いに乗る。