ファジアーノ岡山は2003年、岡山県サッカー協会の関係者や川崎製鉄水島サッカー部OBらによって設立された市民クラブ。「ファジアーノ(Fagiano)」はイタリア語で「キジ」を意味し、岡山県の県鳥にちなんで名づけられた。大企業を親会社に持たない純粋な市民クラブとして、地域の支援を受けながら成長してきた。
2004年に公式戦デビューを果たし、2009年にJ2へ参入。以来16年にわたりJ2で戦い続け、2024年12月7日、昇格プレーオフ決勝でベガルタ仙台を2-0で破り、クラブ史上初のJ1昇格を達成した。岡山県に初めてJ1クラブが誕生した歴史的瞬間であり、「J1空白県」の解消は大きな話題となった。
木山隆之監督のもと、堅守速攻のスタイルを磨き上げた末の昇格だった。「守らせたら天下一品」と評された守備組織を武器に、J2での21年間の歩みに終止符を打った。
2025年のJ1初シーズンは、2月18日の第1節・町田ゼルビア戦で2-1の勝利を収め、記念すべきJ1初勝利を飾った。親会社を持たない市民クラブがJ1で戦うこと自体が異例であり、予算規模ではリーグ最小級ながら、組織的な守備と全員攻撃で上位クラブを苦しめる場面も見られた。
最終的にはJ1リーグ13位(12勝9分17敗、勝ち点45、34得点43失点)で初年度の残留を果たした。資金力で劣るクラブが知恵と団結力で生き残ったシーズンとして、多くのサッカーファンから称賛を集めた。
本拠地は岡山県総合グラウンド陸上競技場(命名権名称:JFE晴れの国スタジアム、旧シティライトスタジアム)。収容人数は約20,000人で、Jリーグ届出上の座席数は15,479席。2025年にJFEスチールが命名権を取得した。
山陽新幹線・岡山駅から約1.5km、徒歩20分またはバス5分という好立地が最大の特徴。14時キックオフの試合なら、16時半に帰りの新幹線に乗り、夕方には大阪、夜には東京に着けるアクセスの良さは、遠征サポーターからも高く評価されている。クラブはサッカー専用スタジアムの建設構想も掲げており、将来の発展に向けた議論が進んでいる。
- 平均年齢
- 27.9
- 平均身長
- 180cm
- 国籍
- 4
- 右足 / 左足 / 両足
- 22 / 3 / 2
- 最年少
- 森 壮一朗 19
- 最年長
- 川浪 吾郎 35
- 日本人選手
- 23名
- ナ・サンホLW← FC町田ゼルビア
- 森 壮一朗RB← 名古屋グランパス
- ウェリック・ポポCF→ アビスパ福岡
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