1970年、パリFCとスタッド・サン=ジェルマンの合併により誕生した。パリという大都市に強豪クラブが不在だった時代、フランスサッカー連盟の後押しで首都を代表するチームとして設立された経緯を持つ。1974年以降、一度もリーグ・アンから降格していないフランス屈指の安定したクラブでもある。
クラブの歴史を決定的に変えたのが、2011年のカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)による買収だった。潤沢な資金力を背景にイブラヒモビッチ、ネイマール、エムバペといった世界的スターを次々と獲得し、リーグ・アンでは直近12シーズンで11回の優勝を果たしている。2024-25シーズンにはクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を達成し、リーグ、クープ・ドゥ・フランス、FIFAインターコンチネンタルカップを含む複数タイトルを獲得した。
2023年に就任したルイス・エンリケ監督は、バルセロナとスペイン代表で培ったポゼッション志向の哲学をPSGに持ち込んだ。高い位置からのプレスとショートパスの組み立てを重視し、従来のスター依存型から組織的な攻撃へとチームを変貌させた。
エムバペが去った2024年夏以降、個に頼らない集団での崩しがさらに強化された。ウスマン・デンベレやブラッドリー・バルコラといったスピードあるアタッカーと、中盤の技術力を生かした多彩な攻撃パターンが持ち味となっている。
パリ16区に位置するパルク・デ・プランスは、「王子たちの公園」を意味する。元々は1897年に自転車競技場として建設され、1972年の大規模改修を経て現在の形となった。収容人数47,929人。1974年からPSGのホームスタジアムとして使用されている。
すぐ向かいにはラグビーのスタッド・フランセが使うスタッド・ジャン=ブアンがあり、パリ西部のスポーツ地区を形成している。近年はスタジアムの拡張・改修計画が議論されており、クラブの成長に伴う施設のアップグレードが課題となっている。
2024年夏にキリアン・エムバペがレアル・マドリードへ移籍したことで、PSGは「脱スター依存」の新章に入った。ネイマール、メッシ、エムバペという銀河系が去った後も、ルイス・エンリケの戦術が機能し、2024-25シーズンにはチーム全体でリーグ92得点を記録。特定の得点源に頼らない攻撃スタイルが結実した形となった。
2025年夏にはドンナルンマも退団したが、リールからフランス代表GKシュヴァリエを獲得し、世代交代を着実に進めている。バルコラ、デンベレ、そしてアカデミー出身のザイール=エメリらフランス人タレントを軸にしたチーム構築が、新たなPSGの方向性を示している。
- 平均年齢
- 23.9
- 平均身長
- 182cm
- 国籍
- 11
- 右足 / 左足 / 両足
- 18 / 6 / 3
- 最年少
- ダヴィド・ボリー 17
- 最年長
- リュカ・ディーニュ 33
- イ・ガンインCAM→ アトレティコ・マドリード
- ノアム・カマラCB→ リヨン
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