1892年、ニューカッスル・イースト・エンドとニューカッスル・ウェスト・エンドの合併により誕生。イングランド北東部タインサイドを代表するクラブとして、セント・ジェームズ・パークを本拠地に130年以上の歴史を刻んできた。1900年代初頭にはリーグ優勝3回を達成し、1950年代にはFAカップ3連覇を成し遂げるなど、黄金期を築いた。
1990年代にはケビン・キーガン監督のもと「エンターテイナーズ」と呼ばれる攻撃的なスタイルで旋風を巻き起こし、1995-96シーズンには一時12ポイント差をつけながらも最終的にマンチェスター・ユナイテッドに逆転を許す劇的なタイトルレースを演じた。アラン・シアラー、レス・ファーディナンド、ダビド・ジノラらを擁した華麗なサッカーは、多くのフットボールファンの記憶に刻まれている。
2000年代にはボビー・ロブソン監督のもとチャンピオンズリーグにも出場したが、その後は降格と昇格を繰り返す苦難の時代も経験した。しかし2021年の新体制発足を機に、クラブは再び上昇気流に乗っている。
2021年10月、サウジアラビア公共投資基金(PIF)を中心とするコンソーシアムが約3億ポンドでクラブを買収。PIF、PCPキャピタル・パートナーズ、ルーベン・ブラザーズによる新体制が発足した。買収額よりも注目を集めたのは、PIFが運用する資産規模が世界最大級の政府系ファンドであるという事実で、ニューカッスルは一夜にして世界で最も裕福なクラブオーナーを持つチームとなった。
就任時は降格圏に沈んでいたチームをエディ・ハウ監督が立て直し、2022-23シーズンには20年ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権を獲得。2024-25シーズンにはEFLカップを制覇し、1969年以来55年ぶりのメジャートロフィーを手にした。堅実な補強と育成を軸に、中長期的なビジョンでクラブの変革が進められている。
エディ・ハウ監督は4-3-3を基本フォーメーションに、ハイインテンシティな攻守一体のサッカーを志向する。ビルドアップ時は後方からの丁寧なパス回しを基盤としつつ、速攻への切り替えの鋭さがリーグ屈指。2024-25シーズンのビルドアップ中のハイスピードスプリント数はリーグ最多を記録した。
守備時は4-5-1のミドル〜ローブロックに移行し、中央を固めてサイドに誘導する組織的な守備を見せる。サンドロ・トナーリを中盤の軸に据え、ワイドエリアとセットプレーを効果的に活用する攻撃は多彩で、カウンター時のxG(ゴール期待値)はリバプールに次ぐリーグ2位を記録した。
1892年の創設以来、ニューカッスルのホームであり続けるセント・ジェームズ・パーク。収容人数52,264人はイングランドで9番目の規模を誇る。タインサイドの丘の上にそびえ立つスタジアムは街のランドマークであり、街のどこからでもその姿を確認できる。
幾度もの増改築を経て現在の姿となったが、特に1990年代のサー・ジョン・ホール時代の大規模改修で収容人数が大幅に拡大された。新オーナー体制のもと、さらなる拡張計画も報じられており、スタジアムの進化はクラブの野心を象徴している。
2018-19シーズンから3年間、武藤嘉紀がニューカッスルに在籍した。マインツからプレミアリーグに挑戦したが、出場機会に恵まれず28試合2ゴールという成績に終わり、2021年に契約解除となった。現在のスカッドに日本人選手は在籍していないが、武藤のプレミアリーグ挑戦はクラブと日本の接点として記憶されている。
- 平均年齢
- 24.5
- 平均身長
- 186cm
- 国籍
- 13
- 右足 / 左足 / 両足
- 20 / 4 / 0
- 最年少
- シーン・ステュール 18
- 最年長
- ニック・ポープ 34
- アラジ・バンバCDM← モナコ
- シーン・ステュールMF← アヤックス
- トレヴァン・サヌシLW← ロリアン
- アンソニー・ゴードンMF→ FCバルセロナ
- サンドロ・トナーリCDM→ トッテナム・ホットスパー
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