控え選手
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見どころ
- グループIの初戦は、40年ぶりのW杯出場を果たしたイラクと28年ぶりの本大会となるノルウェーの対戦。イラクのグラハム・アーノルド監督(元オーストラリア代表監督)が好む4-4-2に対し、ノルウェーはストーレ・ソルバッケン監督の4-3-3で臨む。両国とも長年の悲願が実現した舞台で、1986年メキシコ大会以来のW杯勝利を狙うイラクと、1938年・1998年のラウンド16を超える初のベスト8入りを目指すノルウェーが激突する。
- 世界最高峰のストライカー、アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ、25歳)が待望のW杯初舞台に登場する。代表49試合で55ゴールという驚異的な得点率を誇る絶対的エースで、194cmの長身を生かした空中戦も武器とするアレクサンデル・スールロート(アトレティコ・マドリード、30歳)と強力な2トップを形成。イラクにとって最大の脅威となることは間違いない。
- イラクの攻撃陣は、代表93キャップ・33ゴールを誇るアイマン・フセイン(アル・カルマ、30歳)と、愛称「ミミ」で親しまれるテクニシャンのモハナド・アリ(ディバ、25歳、代表70試合27ゴール)の2トップが軸。2024年アジアカップでイラク人初の1大会6ゴールを記録したフセインの空中戦と、13歳でプロデビューしたアリの卓越したテクニックと決定力の融合が、ノルウェーの高い最終ラインを脅かす。
- 中盤の攻防は、アーセナルのキャプテンとしてプレミアリーグを牽引するマルティン・ウーデゴール(27歳)と、元マンチェスター・ユナイテッド育成で現在ユトレヒトでプレーするジダン・イクバル(23歳)の注目対決。ウーデゴールは16歳でレアル・マドリードへ加入した天才で代表67試合4得点、イクバルは2021年に英国系南アジア人初のCL出場選手となった期待の司令塔で代表23試合2ゴールを記録している。
- イラクはスウェーデン生まれの帰化選手が中盤の鍵を握る。アミル・アル=アンマリ(クラコビア、28歳)は184cmの体格を生かした守備的MFで代表49試合3ゴール、ケヴィン・ヤコブ(AGF、25歳)はデンマークリーグ40年ぶりの優勝に貢献した中盤、アイマール・シェル(サルプスボリ08、23歳)は2025年に代表資格を切り替えたばかりの新戦力と、欧州組の経験がチームの生命線となる。
- 注目の若手対決として、ノルウェーのアントニオ・ヌーサ(RBライプツィヒ、21歳)とイラクのアリ・ジャシム(コモ、22歳)の左サイド勝負が見もの。ヌーサはクラブ・ブルッヘから移籍した爆発的なスピードが武器で代表22試合7得点、ジャシムはバグダッド出身でセリエAと契約し代表35試合2ゴールを記録する将来有望なアタッカー。両国の次世代を担う才能が初のW杯でどんなプレーを見せるか。
- 守備陣では、イラクのキャプテンでアル・ザウラー所属のジャラル・ハッサン(100キャップ超えのベテランGK)と、セビージャで主力を張るオリャン・ニーランド(35歳、代表71キャップ)の経験豊富な守護神対決も見どころ。ハッサンは40年ぶりの本大会出場の立役者、ニーランドは1998年フランス大会以来となる舞台で反応速度とPKストップに定評がある実力者だ。
- グループIにはポット1のフランス、ポット2のセネガルという強豪が控えており、両チームにとってこの初戦の結果が決勝トーナメント進出の明暗を分ける可能性が高い。イラクは1986年メキシコ大会のグループリーグ3試合(対パラグアイ・ベルギー・メキシコ)で未勝利に終わって以来の勝利を、ノルウェーは過去3度の出場で達成できなかったベスト8以上を見据えた重要な初戦となる。