控え選手
控え選手
見どころ
- W杯開幕2日目、グループLの大注目カードがアーリントンのダラススタジアムで行われる。準優勝1回・3位2回のクロアチアと、1966年以来60年ぶりの優勝を狙うイングランドの初戦。トーマス・トゥヘル監督にとって代表チームでの初のW杯、40歳を迎えるルカ・モドリッチにとっては2006年から5大会連続となる最後のW杯の可能性が高く、両チームにとって特別な意味を持つ一戦となる。
- イングランドは4-2-3-1、クロアチアは3-4-2-1と異なるシステムで対峙する。中盤の主導権争いが最大の焦点で、デクラン・ライス(アーセナル)とエリオット・アンダーソン(ノッティンガム)のダブルボランチが、40歳のモドリッチ(ミラン)と31歳のマリオ・パシャリッチ(アタランタ)の経験値にどう対抗するか。特にライスはアーセナル移籍後にワールドクラスへと成長し、27歳で2度目のW杯に臨む。
- 攻撃の軸は両チームとも明確だ。イングランドは代表通算79ゴールのハリー・ケイン(31歳、バイエルン)が3度目のW杯でビリー・ライトと並ぶ歴代タイ記録。2025-26シーズンは全公式戦61ゴールという圧倒的な数字を残している。対するクロアチアは28歳のペタル・ムサ(FCダラス)が単独トップで、その下にマルティン・バトゥリナ(23歳、コモ)とペタル・スチッチ(22歳、インテル)の若手2人を配置。
- 注目のマンチェスター・シティ対決も見逃せない。左CBのヨシュコ・グヴァルディオル(24歳)は185cmのフィジカルとスピードを武器に2022年カタール大会でブレイクし、現在は代表48試合4ゴール。一方、イングランド右CBのジョン・ストーンズ(32歳)は代表87試合の経験を持ち、グアルディオラの下で中盤もこなすユーティリティ性を獲得。クラブの同僚同士が敵味方に分かれて激突する。
- サイド攻防も重要なポイントとなる。クロアチア左サイドは37歳のイヴァン・ペリシッチ(PSV)が2014年から4大会連続出場で代表133試合38ゴールのレジェンド。対するイングランド右SBはチェルシーキャプテンのリース・ジェームズ(26歳)で、度重なる怪我を乗り越えて初のW杯出場。ペリシッチの経験とジェームズのフィジカルがぶつかり合う。
- 22歳のジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が攻撃的MFとして先発。2度目のW杯となるベリンガムは、CLを制したレアルでの経験を武器にトゥヘル体制の攻撃の中心を担う。代表47試合6ゴールの実績を持ち、ボックス・トゥ・ボックス型の運動量と得点力でクロアチア守備陣を脅かす。対するクロアチアはマテオ・コヴァチッチ(31歳、マンチェスター・シティ)が代表113試合の経験で中盤を支える。
- 両チームのベンチにも注目選手が揃う。イングランドはサウジリーグ得点王のアイバン・トニー(ブレントフォード)が代表復帰、ブカヨ・サカ(アーセナル)も控えに回る豪華布陣。クロアチアはアンドレイ・クラマリッチ(35歳、ホッフェンハイム)が代表95試合31ゴールの実績を持つベテランFWとしてベンチスタート。交代カードの切り方が勝敗を左右しそうだ。
- グループL初戦で勝ち点3を獲得すれば、その後のパナマ戦(6月23日)、ガーナ戦(6月27日)に向けて大きなアドバンテージとなる。イングランドは1966年以来60年ぶりの優勝を狙い、クロアチアは2018年準優勝・2022年3位に続く4度目の上位進出を目指す。両チームにとって絶対に落とせない初戦が、現地時間午後3時(日本時間翌朝5時)にキックオフを迎える。