控え選手
控え選手
見どころ
- W杯準決勝、1966年大会以来60年ぶりの優勝を狙うイングランドと、カタール大会を制し史上4度目の王座を目指すアルゼンチンが激突する。イングランドはトーマス・トゥヘル監督が初のW杯指揮、アルゼンチンはリオネル・スカローニ監督が前回優勝監督として連覇に挑む。両チームは1986年準々決勝、1998年と2002年GL、そして今大会で4度目のW杯対戦となる。
- 6度目のW杯出場となる39歳のリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)がキャプテンマークを巻き、C・ロナウドと並ぶ史上最多タイ記録を達成。対するイングランドは32歳のハリー・ケイン(バイエルン)が3度目のW杯でビリー・ライトと並ぶ歴代タイ記録。両キャプテンともに母国の栄光のために、自身のW杯最後の舞台となる可能性が高い大一番で激突する。
- イングランドは4-2-3-1、アルゼンチンは4-4-2の布陣。中盤の主導権争いが鍵を握り、デクラン・ライス(27歳・CM)とエリオット・アンダーソン(23歳・CM)の守備的コンビに対し、アルゼンチンはエンソ・フェルナンデス(25歳・CM)、アレクシス・マック・アリスター(27歳・CM)、レアンドロ・パレデス(32歳・CDM)の3枚が中央を支配する構図。特にジュード・ベリンガム(23歳・MF)のボックストゥボックスとメッシの下がり目の創造性が衝突する。
- 古巣対戦が10名も該当する因縁の対決。イングランドのベリンガムはドルトムント、バーミンガムでの古巣がアルゼンチン選手の経歴と重なり、控えのマーカス・ラシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドでリサンドロ・マルティネスと同僚だった。アルゼンチン側もフリアン・アルバレス(26歳・FW)がマンチェスター・シティでストーンズ、ジェームズ・トラフォードらと元同僚関係にある。
- イングランドの攻撃は左サイドのアンソニー・ゴードン(25歳・LW)と右サイドのモルガン・ロジャース(23歳・AM)がキーマン。アルゼンチンの左右はナウエル・モリーナ(28歳・DF)とニコラス・タリアフィコ(33歳・LB)で、特に172cmのタリアフィコと187cmのロジャースの高さのミスマッチが焦点。ゴードンはエバートン時代から培った献身的な守備でエンソ・フェルナンデスへのプレスも担う。
- 守備陣の要はイングランドがジョン・ストーンズ(32歳・CB)とマルク・ゲヒ(26歳・CB)、アルゼンチンがクリスティアン・ロメロ(トッテナム)とリサンドロ・マルティネス(28歳・CB)のコンビ。175cmと小柄ながら「オールド・トラッフォードの肉屋」の異名を持つマルティネスが188cmのハリー・ケインをどう封じるか、フィジカル勝負とスピード勝負の駆け引きが見どころ。
- ベンチの層の厚さも勝敗を左右する。イングランドはブカヨ・サカ(24歳・RW)、エベレチ・エゼ(28歳・AM)、オリー・ワトキンス(30歳・CF)らが控え、アルゼンチンはラウタロ・マルティネス(28歳・CF)、ニコラス・ゴンサレス(28歳・FW)、ジョバニ・ロ・セルソ(30歳・MF)が待機。特にサカはベリンガムとの右サイドコンビネーションで流れを変える切り札となる。
- GK対決はイングランドがジョーダン・ピックフォード(32歳・GK)、アルゼンチンがエミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)。ピックフォードは2018、2022に続く3度目のW杯で、EURO2020準優勝時の正守護神。マルティネスは2022カタール大会でPK戦を2度制した実績があり、延長戦・PK戦に入った場合は両GKの精神力と経験値が試される。