控え選手
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見どころ
- ブラジルは24大会連続出場・5度の優勝を誇る最多戴冠国として6度目のタイトルに挑む。2025年に就任したカルロ・アンチェロッティにとっては初のW杯指揮で、レアル・マドリーでCLを5度制した名将が代表でも結果を求められる。グループC初戦から優勝候補としての真価が問われる一戦だ。
- モロッコは2022カタールでアフリカ・アラブ勢初の4強入り(4位)を達成した世代の中核が健在。主将ハキミ(PSG)と守護神ブヌ(アル・ヒラル)を軸に、ムハンマド・ウアフビ監督の下で7度目の本大会に臨み、前回の快進撃が偶然でなかったことを証明しにかかる。
- 両国の通算対戦はわずか1試合。2023年の親善試合(タンジェ)でモロッコが2-1と勝利した記録が唯一で、W杯の舞台では初の顔合わせとなる。ブラジルにとっては数少ない黒星を喫した相手へのリベンジの意味合いも帯びる一戦だ。
- 最大の見どころは同サイドで激突するヴィニシウス・ジュニオール(25歳・レアル)とアシュラフ・ハキミ(27歳・PSG)。世界屈指のスピードを誇る左ウイングと、攻撃力で世界最高峰の右SBが正面からぶつかる構図で、この1対1の攻防が試合の流れを左右する。
- ブラジルの中盤は34歳のカゼミーロ(CL5度制覇)がアンカーに座り、ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)とルーカス・パケタ(ウェストハム)が周囲を固める構成。経験と創造性を兼ね備えた中盤が、モロッコの若い選手たちに主導権を渡さないかが鍵となる。
- モロッコは新世代の台頭も見どころ。先発に名を連ねる18歳のアイユーブ・ブアッディ(リール)の大抜擢に加え、元スペイン代表で2023年にモロッコ代表を選んだブラヒム・ディアス(レアル)が攻撃の核を担う。2022の主力アムラバトはベンチから出番を待つ構図だ。
- ブラジルの1トップは24歳のイゴール・チアゴ(191cm)。クラブ・ブルッヘで評価を高めた長身ストライカーがポストプレーとフィニッシュの起点を担う。ベンチにはレアルの19歳エンドリッキやウルヴズで存在感を放つマテウス・クーニャが控え、アンチェロッティの交代カードも厚い。
- 守護神対決も注目だ。ブラジルは2018・2022に続き正GKアリソン(リバプール)が最終ラインを統率する。対するブヌは2022スペイン戦のPK戦で2本を止めた伝説の持ち主で、両守護神のセービング合戦が拮抗した展開を分ける可能性がある。
- 舞台はニューヨーク都市圏のMetLife Stadium(East Rutherford)。北米開催のグループC初戦で、多くのブラジル系サポーターの後押しも見込める環境だ。屋根なし会場だが6月夜の同地は穏やかな気候で、ピッチコンディションが主役になる心配は小さい。