控え選手
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見どころ
- グループDの最終節はパラグアイとオーストラリアの運命を決する一戦となる。パラグアイは16年ぶりのW杯復帰で、南米勢として初戦のアメリカ戦と第2節のトルコ戦の結果を受けて決勝トーナメント進出への計算を始める。アドリアン・クバス(30歳・バンクーバー)とディエゴ・ゴメス(23歳・ブライトン)の中盤コンビが攻守のバランスを保ち、グループステージ突破への道筋を切り開けるか注目だ。
- オーストラリアは初戦でトルコと、第2節でアメリカと対戦してきた。7度目のW杯出場で前回2022年はベスト16入りを果たした実績を持つが、今大会の最終節では生き残りを賭けた総力戦となる。ジャクソン・アービン(33歳・FCザンクトパウリ主将)とコナー・メトカーフ(26歳・同僚)のブンデスリーガコンビが中盤を統率し、勝利への執念を見せられるかが鍵だ。
- パラグアイの布陣は5-4-1。最前線にガブリエル・アバロス(35歳・インデペンディエンテ)を単独で置き、中盤にはフリオ・エンシソ(22歳・ストラスブール)とディエゴ・ゴメス(23歳・ブライトン)の若い才能が攻撃のアイデアを提供する。守備は経験豊富なグスタボ・ゴメス(33歳・パルメイラス主将)が統率し、堅守速攻の構えで臨む。
- 対するオーストラリアは3-4-3の攻撃的な布陣。両ウイングバックのジョーダン・ボス(23歳・フェイエノールト)とアジズ・ベヒッチ(35歳・メルボルン)がサイドを駆け上がり、中央ではクリスティアン・ヴォルパート(22歳・サッスオーロ)が創造性を発揮する。ヴォルパートはイタリアU-21代表歴を持ちながら2026年5月に豪州を選択した新戦力で、ASローマ育成出身の技巧派として期待が高い。
- 守備の要はパラグアイがオマル・アルデレテ(29歳・サンダーランド)とグスタボ・ゴメス(33歳)の192cm、185cmコンビ。オーストラリアはハリー・スーター(27歳・レスター)の198cmという高さを誇り、セットプレーでは代表38試合11ゴールという驚異的な得点力も武器にする。この空中戦の優劣が試合の流れを左右する可能性が高い。
- 注目はオーストラリアの若手ネストリー・イランクンダ(20歳・ワトフォード)。タンザニアの難民キャンプで生まれブルンジにルーツを持つ右ウインガーは、バイエルン・ミュンヘンを経て今季ワトフォードへ加入した快足アタッカー。代表15試合5ゴールの決定力でパラグアイ守備陣を切り裂けるか見どころだ。
- パラグアイベンチにはアントニオ・サナブリア(30歳・クレモネーゼ)が控える。バルセロナ下部組織出身でトリノで130試合30得点を記録した経験豊富な9番は、代表47試合7ゴールのジョーカー的存在。膠着した展開を打開する切り札として投入される可能性が高く、終盤の勝負所で存在感を示すか注目される。
- オーストラリアの最終ラインを支えるのは、パルマで主力を張るアレッサンドロ・チルカティ(22歳)と18歳の新星ルーカス・ヘリントン(コロラド・ラピッズ)。ヘリントンは2007年生まれながらMLSでデビュー直後に初クリーンシートと初得点を記録した逸材で、U-20アジアカップ優勝メンバーとして本大会でも貴重な経験を積んでいる。