控え選手
控え選手
見どころ
- グループAを4勝ち点(1勝1分1敗)で2位通過した南アフリカと、グループBを同じく4勝ち点(1勝1分1敗、得失点差+3)で2位通過したカナダが激突する決勝トーナメント1回戦。両チームとも16年ぶりのW杯出場で初のノックアウトステージ進出を果たし、歴史的な次のステップへの挑戦となる。カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで、どちらが初のベスト16入りを果たすか。
- 南アフリカはグループステージで開幕戦のメキシコ戦(0-2)こそ落としたが、第2戦でチェコと1-1のドロー、最終戦で韓国を1-0で破り2位通過を決めた。ユーゴ・ブロース監督(74歳)は2023年AFCONベスト4の勢いを本大会に持ち込み、キャプテンのロンウェン・ウィリアムズ(34歳、マメロディ・サンダウンズ)は3試合で3失点と堅実な守備を披露。攻撃では21歳のレレボヒレ・モフォケン(オーランド・パイレーツ、PSL最優秀若手2年連続受賞)が右サイドから躍動を見せている。
- カナダはグループステージでボスニア・ヘルツェゴビナと1-1、カタールに6-0の大勝、スイスに1-2で敗れたが、得失点差でボスニアを上回り2位通過。ジェシー・マーシュ監督の高プレス戦術が機能し、特に第2戦のカタール戦では爆発的な攻撃力を見せた。エースのジョナタン・デイヴィッド(26歳、ユヴェントス、代表通算39ゴール)は3試合で2ゴールを記録し、キャプテンのアルフォンソ・デイヴィス(25歳、バイエルン・ミュンヘン)はベンチから途中出場でチームに勢いを与える切り札となっている。
- 南アフリカは4-2-3-1のフォーメーションで、テボホ・モコエナ(29歳、マメロディ・サンダウンズ、代表51試合9ゴール)とスペペロ・シトレ(27歳、トンデラ)のダブルボランチが中盤を締める。前線ではエビデンス・マクゴパ(26歳、オーランド・パイレーツ、188cm)の高さとポストプレー、両サイドのオスウィン・アポリス(24歳、代表25試合8ゴール)とタペロ・マセコ(22歳、AELリマソール)のスピードが武器となる。
- カナダは4-4-2で臨み、2トップのタニ・オルワセイ(26歳、ビジャレアル)とジョナタン・デイヴィッドのコンビが攻撃の軸。中盤はスティーヴン・エウスタキオ(29歳、LAFC、元ポルト)が司令塔として君臨し、両サイドにはリアム・ミラー(26歳、ハル・シティ)とテイジョン・ブキャナン(27歳、ビジャレアル、元インテル)が配される。最終ラインは経験豊富なデレク・コーネリアス(28歳、レンジャーズ)とモイーズ・ボンビート(26歳、ニース)のCBコンビが守備を統率する。
- 戦術的な注目ポイントは中盤の主導権争い。南アフリカのモコエナ対カナダのエウスタキオという両チームの司令塔対決が試合の流れを左右する。また、南アフリカの右サイド、モフォケンとムダウ(31歳、マメロディ・サンダウンズ)のコンビネーションに対し、カナダの左サイドのミラーとラリエア(31歳、トロントFC)がどう対応するかも見どころ。両チームともPSL(南ア)とMLS(カナダ)の国内リーグ主体の編成だが、欧州組を要所に配置した実力は拮抗している。
- 両チームにとってW杯ノックアウトステージでの勝利は史上初の快挙となる。南アフリカは2010年自国開催でもグループステージ敗退に終わった悔しさを晴らす機会で、カナダは1986年以来のW杯で初めて決勝トーナメントに進出した勢いをさらに加速させたい。勝者は7月4日にヒューストンのNRGスタジアムでラウンド16に進出し、グループCの1位(予想はフランス)とグループFの2位(予想はポルトガル)の勝者と対戦する。