控え選手
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見どころ
- ラウンド32の注目カード、ホスト国メキシコが南米エクアドルと激突する。メキシコは2022年カタール大会で7大会ぶりにグループステージ敗退を喫した雪辱に燃え、ハビエル・アギーレ監督(3度目の代表就任、2002・2010大会も指揮)のもとで再建を進めてきた。一方のエクアドルはアルゼンチン人のセバスティアン・ベッカチェチェ監督が2024年に就任し、モイセス・カイセド(チェルシー、24歳)を軸とした欧州組主体の構成で2006年大会以来のベスト16突破を狙う。
- 最年少対決が見もので、メキシコの17歳ヒルベルト・モラ(ティフアナ、2008年10月生まれ)が先発入りし、エクアドルの19歳ケンドリ・パエス(チェルシー所属、リーベル・プレートにローン中、2007年生まれ)はベンチスタート。モラは代表史上最年少デビューも飾った天才MFで年齢離れしたテクニックと判断力が武器。パエスはインデペンディエンテ・デル・バジェから2025年夏にチェルシーへ正式加入した逸材で、代表26試合2得点と経験も豊富な若き司令塔だ。
- 中盤の支配権争いが勝敗を分ける構図で、メキシコはエリク・リラ(クルス・アスル、26歳、CDM)が底でボール奪取と縦パスでビルドアップの起点となり、ルイス・ロモ(グアダラハラ、31歳、CM)が攻守の繋ぎ役を担う。対するエクアドルは絶対的支柱モイセス・カイセド(チェルシー、24歳、CDM)が広い守備範囲と運動量で中盤を支配し、2023年に当時のイングランド史上最高額115ミリオンポンドでブライトンから加入した実力を見せつける。アラン・フランコ(アトレチコ・ミネイロ、27歳)も2022年W杯出場の経験豊富なボランチとして構える。
- 前線の軸となる9番対決も見逃せない。メキシコのラウル・ヒメネス(フラム、35歳)は代表123試合44得点の歴代屈指の得点源で、ウルブズ時代にプレミアリーグで得点を量産しベンフィカではリーグ優勝も経験した。2014年大会から続く本大会4度目の出場に臨む。エクアドルのエンネル・バレンシア(パチューカ、36歳)は代表105試合49ゴールの歴代最多得点者でキャプテンマークも巻く精神的支柱。ウェスト・ハム、エバートン、フェネルバフチェを渡り歩き、2014ブラジル・2022カタールに続く3度目のW杯だ。
- 守備陣の欧州組対決にも注目が集まる。エクアドルは左利きCBコンビのピエロ・インカピエ(アーセナル、24歳)とウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン、24歳)が最終ラインを構築。インカピエは2025年夏にレヴァークーゼンから買い取りオプション付きローンで加入し、パチョは加入1年目にチャンピオンズリーグ制覇に貢献した実績を持つ。メキシコはセサル・モンテス(ロコモティフ・モスクワ、29歳、195cm)の空中戦の強さと、ヨハン・バスケス(ジェノア、27歳)の左利きからの正確な配球で対抗する構え。
- サイド攻撃の質も勝負のカギを握る。メキシコは右ウイングのロベルト・アルバラード(グアダラハラ、27歳、LW)が内側へのカットインで仕掛け、左のフリアン・キニョーネス(アル・カディシヤ、29歳、ST)はコロンビア生まれで2023年にメキシコへ帰化し代表入りした強烈なフィジカルの持ち主。エクアドルは右のゴンサロ・プラタ(フラメンゴ、25歳、RW)が鋭いドリブルと左足のシュートで脅威となり、左のニルソン・アングロ(サンダーランド、23歳、LW)は2026年2月にプレミア昇格組に加入し加入直後から好調なスタートを切った若き突破役だ。
- ベンチの層の厚さも試合の行方を左右する。メキシコはエドソン・アルバレス(フェネルバフチェ、28歳、CDM、代表キャプテン)とサンティアゴ・ヒメネス(ACミラン、25歳、ST)という主力級が控えに回った。アルバレスはアヤックス、ウェスト・ハムを経て2025年夏に加入しCDMとCBを高水準でこなす中盤の中核。S・ヒメネスはフェイエノールトでエールディヴィジ優勝に貢献後2025年2月にミランへ移籍した期待の9番候補だ。エクアドルもペルビス・エストゥピニャン(ACミラン、28歳、LB)が控えに入り、2025年夏にブライトンから加入した攻撃的左SBとして途中投入の切り札となる。