控え選手
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見どころ
- 共催国カナダと2022年カタール大会4位のモロッコが激突するラウンド16。カナダはグループBを突破してW杯史上初のノックアウトステージへ進出し、地元バンクーバーで歴史的な一戦を迎える。対するモロッコはグループCでブラジルに次ぐ2位通過を決め、前回大会の準決勝進出からさらなる飛躍を目指す。
- カナダは4-4-2、モロッコは4-2-3-1と異なる布陣での対決となる。カナダはジョナタン・デイヴィッド(ユヴェントス、代表39ゴールの歴代最多得点者)とタニ・オルワセイ(ビジャレアル)の2トップで、中盤はエウスタキオ(元ポルト、56試合4ゴール)とアリ・アーメド(ノリッジ)が中央を固め、両サイドにはブキャナン(元インテル、60試合8ゴール)とニコ・シグル(ハイドゥク・スプリト)を配置。守備陣はルク・ド・フジェロル(20歳)とモイーズ・ボンビート(26歳、ニース)のCBコンビが注目される。
- モロッコはブラヒム・ディアス(レアル・マドリード、元スペイン代表、代表24試合13ゴール)が10番として創造性を発揮し、アズディン・ウナヒ(ジローナ、47試合9ゴール)とビラル・エル・カヌース(シュトゥットガルト、22歳)がサイドから崩しにかかる。守備の要はパリ・サンジェルマンのアシュラフ・ハキミ(キャプテン、95試合11ゴール)で、世界最高峰の右SBが攻撃参加でも脅威となる。
- 注目はバイエルン・ミュンヘンのアルフォンソ・デイヴィス(カナダ代表キャプテン、58試合15ゴール)がベンチスタートとなった点。世界屈指の左SB/LWBがマーシュ監督の戦術的判断で控えに回り、リッチー・ラリエア(31歳、トロントFC)が左サイドを担当する。デイヴィスの途中出場のタイミングと起用法が試合の流れを左右しそうだ。
- 両チームの攻撃の軸はワールドクラスのアタッカーたち。カナダはジョナタン・デイヴィッド(26歳、リール時代にリーグ・アン屈指のストライカーとして成長)が代表通算39ゴールの決定力を武器に、モロッコの守備陣に挑む。対するモロッコは1トップのイスマエル・サイバリ(PSV、25歳、代表28試合7ゴール)がボックス内での動きで勝負を仕掛ける。
- モロッコのゴールマウスを守るのは「ボノ」の愛称で知られるヤシン・ブヌ(アル・ヒラル、35歳、代表89キャップ)。2022年カタール大会ではスペイン戦でPK2本をストップ、ポルトガル戦でもセーブを連発してモロッコの4位入賞に貢献した守護神が、再び大舞台で存在感を示す。
- 中盤の主導権争いが勝負の鍵を握る。カナダはスティーヴン・エウスタキオ(29歳、LAFC)がポルトで培った経験を生かして攻守の調整役を担い、モロッコはニール・エル・アイナウィ(25歳、ローマ)とアイユーブ・ブアッディ(18歳、リール)のダブルボランチがバランスを保つ。特にブアッディは今大会最年少クラスの選手として、大舞台での成長が期待される。
- 両監督の采配も注目ポイント。カナダのジェシー・マーシュ監督(米国出身、RBライプツィヒ・リーズで実績)は2024年コパ・アメリカで4位に導いた高プレス戦術で初のW杯指揮を執る。対するモロッコのムハンマド・ウアフビ監督は2024年パリ五輪で銅メダルを獲得した手腕で、ワリド・レグラギ前監督の遺産を継承しつつ新たな歴史を刻もうとしている。