控え選手
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見どころ
- ホスト国メキシコはグループAを2位通過し、2022年カタール大会の屈辱のグループステージ敗退から見事に復活。グループLを首位で勝ち抜いたイングランドと激突する決勝トーナメント1回戦は、2010年南アフリカ大会のラウンド16以来16年ぶりの対戦。前回はランパードの幻のゴールが物議を醸し、メキシコはアルゼンチンに敗れたが、今回はハビエル・アギーレ監督3度目の采配でベスト8進出を狙う。
- 両チームとも4-3-3と4-2-3-1の噛み合わせとなり、中盤の攻防が鍵を握る。メキシコのアンカー、エリク・リラ(26歳、クルス・アスル)がジュード・ベリンガム(23歳、レアル・マドリー)の飛び出しをどこまで抑えられるか。一方で17歳のヒルベルト・モラ(ティフアナ、2008年10月生まれ)が大会最年少クラスの選手として、デクラン・ライス(27歳、アーセナル)とエリオット・アンダーソン(23歳、ノッティンガム・フォレスト)のダブルピボットにどう立ち向かうかに注目だ。
- 攻撃の軸はベテランと新星の対照的な構図。メキシコはラウル・ヒメネス(35歳、フラム、代表123試合44得点)の経験と、2月にACミランへ移籍したサンティアゴ・ヒメネス(25歳、代表47試合6得点)の勢いを使い分ける。イングランドはハリー・ケイン(32歳、バイエルン、代表通算最多79得点)が3度目のW杯で優勝を狙い、2025-26シーズン全公式戦61ゴールの決定力を見せつける。
- 古巣対戦の因縁も見どころの一つ。イングランドのベンチに控えるマーカス・ラシュフォード(28歳)は、メキシコのエドソン・アルバレス(28歳、フェネルバフチェ)がウェスト・ハム時代にマンチェスター・ユナイテッドと対戦した際の宿敵。アルバレスはメキシコ代表キャプテンとして98キャップ7得点を誇り、CDMとCBを高水準でこなす中盤の要だが、先発メンバーからは外れている模様。
- 守備陣の高さ対決も注目ポイント。メキシコは195cmのセサル・モンテス(29歳、ロコモティフ・モスクワ、代表67試合)と185cmのヨハン・バスケス(27歳、ジェノア)のCBコンビで空中戦を制圧。イングランドも193cmのニコ・オライリー(21歳、マンチェスター・シティ)が左サイドバックながら高さで対抗し、190cmのジャレル・クアンサ(23歳、バイエル・レヴァークーゼン)も堅守を支える。
- 歴史的な一戦となる背景も重要だ。メキシコは1970年、1986年に続く3度目のW杯ホスト国として、過去最高のベスト8(1970年、1986年)超えを目指す。イングランドはトーマス・トゥヘル新監督のもと、1966年以来60年ぶりの優勝を狙い、2018年4位、2022年ベスト8からさらなる飛躍を目指す。ビリー・ライトと並ぶ歴代タイ記録となるケインの3度目のW杯出場も話題。
- ベンチの層の厚さも勝負を分けるポイント。メキシコは40歳のギジェルモ・オチョア(AELリマソール、代表152キャップ)が史上稀な6大会連続出場の偉業に挑み、イングランドは36歳のジョーダン・ヘンダーソン(モナコ、元リバプールキャプテン)が4度目のW杯でチャールトンと並ぶ歴代最多タイ記録。両チームとも豊富な経験と若手の勢いをどう融合させるか。