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ミッドウィークはラ・リーガとエールディヴィジ — 古巣に向き合う夜

2026-09-08 更新

9月8日(火)から10日(木)にかけての平日開催は、ラ・リーガ第4節の残りとエールディヴィジの2つのラウンドが中心になる。エルチェ対レアル・ソシエダには久保建英とケイタ・キタという日本人アタッカーが揃い、ヘタフェ対セルタ・デ・ビーゴではイライシュ・モリバが古巣のホームに戻る。オランダではユトレヒト対ゴー・アヘッド・イーグルス、NECナイメヘン対エクセルシオール、トゥウェンテ対テルスターと、経験豊富なベテランと育った場所に戻ってきた選手が交錯するカードが並ぶ。深夜・早朝の時間帯が多いぶん、録画でゆっくり追いかけたい週になりそうだ。

La Liga

第4節 · 2026-09-07 (月) 21:30 CEST
ELC エルチェ vs レアル・ソシエダ RSO
3-5-2 vs 4-4-2

エルチェ対レアル・ソシエダ。久保建英とケイタ・キタ、ソシエダの日本人アタッカー二人が遠征する。

  • 9月8日(火)04:30(JST)キックオフ、ラ・リーガ第4節。レアル・ソシエダの久保建英は左足のドリブルとラストパスで違いを作る右ウイングで、レアル・マドリードからマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェを渡り歩いてサン・セバスティアンに落ち着いた。懐の深いキープで相手を引きつけてから内側へ差すパスは、エルチェの守備ブロックを外す最大の武器になる。
  • ソシエダにはもう一人日本人がいる。FC東京U-18から2024年に加入したケイタ・キタは、スピードとドリブル突破に右足のシュート精度を併せ持つアタッカーだ。久保と同じ攻撃陣に二人の名前が並ぶ状況そのものが、このカードを追う理由になる。
  • エルチェの中盤にはクラブの下部組織で育ち、ASローマでセリエAも経験して戻ってきたゴンサロ・ビジャルがいる。狭い場所でのキープと配球で試合のリズムを作る司令塔タイプだ。右サイドのヘルマン・バレラはアトレティコ・マドリード育ちの左利きで、かつてレアル・ソシエダBに籍を置いた経歴を持つ。
第4節 · 2026-09-07 (月) 19:00 CEST
GET ヘタフェ vs セルタ・デ・ビーゴ CEL
5-3-2 vs 3-4-3

ヘタフェ対セルタ・デ・ビーゴ。モリバが古巣ヘタフェのホームに戻ってくる。

  • 9月8日(火)02:00(JST)、ラ・リーガ第4節でヘタフェがセルタ・デ・ビーゴを迎える。セルタの中盤イライシュ・モリバはバルセロナのラ・マシア育ちで、RBライプツィヒやバレンシアを経る道中にヘタフェでもプレーした。フィジカルとテクニックを併せ持つボックス・トゥ・ボックス型が、古巣のホームでどう振る舞うかは見どころのひとつだ。
  • セルタの象徴はイアゴ・アスパス。1987年生まれのベテランはクラブ史上最多得点者であり、左足のシュートとフリーキックは今も絶品で、狭いスペースでの打開力も衰えていない。左サイドバックにはチェルシーとバルセロナで実績を残したマルコス・アロンソがいて、そのキック精度はヘタフェにとって無視できない要素になる。
  • 迎えるヘタフェのキャプテンはトーゴ代表のジェネ・ダコナム。長身ではないがスピードと読みで対人に強く、CBから右サイドバック、アンカーまでこなすユーティリティ性を持つ。前線のボルハ・マジョラルはレアル・マドリードのカンテラ出身でローマやレバンテも経験したエリア内の嗅覚に優れるストライカーで、少ないチャンスをどう仕留めるかが鍵になる。

Eredivisie

第5節 · 2026-09-08 (火) 14:00 CEST
UTR ユトレヒト vs ゴー・アヘッド・イーグルス GAE
3-4-3 vs 4-2-3-1

ユトレヒト対ゴー・アヘッド・イーグルス。両軍に縁の絡んだ平日の昼下がり。

  • 9月8日(火)21:00(JST/現地14:00)キックオフ、エールディヴィジ第5節。ユトレヒトのGKミカエル・ブラウワーはゴー・アヘッド・イーグルスに在籍した経歴を持ち、ヘラクレス・アルメロやエメンを経て現在のクラブに落ち着いた。イーグルスの左利きCBヨリス・クラマーもAZアルクマール育ちながらローン時代を含めてイーグルスに縁が深く、KNVBカップ制覇のメンバーでもある。
  • ユトレヒトの中盤にはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身でイラク代表のジダネ・イクバル。フットサル仕込みのボール扱いと視野の広さで前進の起点になるタイプだ。その前で構えるダニ・デ・ウィトはアヤックス育ちでAZアルクマールでブレイクした攻撃的MFで、ゴール前への飛び出しの質が持ち味になる。
  • イーグルスの攻撃はデンマーク出身のソーレン・テングステッドが中心。187cmの体格でポストプレーも裏への飛び出しもこなす万能型で、背番号10を背負う。右サイドバックのアルフォンス・サンプステッドはアイスランド代表で、バーミンガム・シティやボドー/グリムトを経験した精度の高いクロスの出し手だ。
第3節 · 2026-09-08 (火) 18:45 CEST
NEC NECナイメヘン vs エクセルシオール EXC
3-4-2-1 vs 3-4-3

NECナイメヘン対エクセルシオール。タディッチとリンセン、経験値の塊が並ぶNEC。

  • 9月9日(水)01:45(JST/現地8日18:45)、エールディヴィジ第3節。NECのドゥシャン・タディッチはアヤックスでエールディヴィジ制覇とCL準決勝を経験したセルビア代表の司令塔で、サウサンプトンやトゥウェンテでもプレーした。1988年生まれの今も落ち着いたボールキープとラストパスは健在で、若いチームに基準を示す存在になる。
  • 日本のファンには浦和レッズでプレーしたブライアン・リンセンの名前が響くはずだ。フェイエノールトやフィテッセでも得点を重ねてきたベテランFWで、小柄ながらゴール前のポジショニングと打ち切りの速さが武器になる。狭いスペースでも仕事ができるタイプで、タディッチとの距離感がそのまま攻撃の質になる。
  • エクセルシオールは経験組の出来が生命線になる。GKスタイン・ファン・ハッセルはNECに在籍した経歴を持ち、古巣のゴール前に立つ可能性がある一人。前線のアリレザ・ジャハンバフシュはブライトンやフェイエノールト、AZアルクマールを渡り歩いたイラン代表の技巧派ウインガーで、両サイドをこなせる汎用性を備える。
第3節 · 2026-09-09 (水) 18:45 CEST
TWE トゥウェンテ vs テルスター TEL
4-2-3-1 vs 3-4-2-1

トゥウェンテ対テルスター。クーマン・ジュニアの守るゴールに、197cmのベグホルストが向かう。

  • 9月10日(木)01:45(JST/現地9日18:45)、エールディヴィジ第3節。テルスターのGKロナルド・クーマン・ジュニアはオランダ代表監督ロナルド・クーマンを父に持ち、バルセロナで生まれてアルメレ・シティやTOPオスを経て2021年に加入した。47年ぶりの昇格を支えた立役者で、配球とプレー全体の落ち着きに定評がある。
  • トゥウェンテの前線には197cmのボウト・ベグホルスト。ヴォルフスブルクで長く得点を重ね、バーンリー、マンチェスター・ユナイテッド、ベシクタシュと渡り歩いたオランダ代表のターゲットマンで、空中戦とポストプレーの圧力は別格だ。テルスターの最終ラインがどこでクロスの出どころを潰すかが、この試合の分岐点になる。
  • 育った場所に戻ってきた選手も両軍にいる。テルスターの右サイドバック、ヘラルド・アルダースはアヤックス育ちでトゥウェンテへの期限付き移籍も経験しており、敵地エンスヘデは彼にとって馴染みの場所だ。トゥウェンテのラミズ・ゼルキはクラブのアカデミー出身で、フェイエノールトからのローンで古巣に戻ったアルジェリア代表MFになる。