ダービーと古巣対戦が重なる週末
2026-09-11 更新プレミアリーグはオールド・トラッフォードでマンチェスター・ダービー。ラ・リーガではアノエタに帰ってくるル・ノルマンとセルロート、J1では鹿島で世に出た大迫勇也が古巣と向き合う。日本人選手が同じピッチに立つ組み合わせも、セルハースト・パークからフィリップス・スタディオンまで各地で生まれる週末だ。
Premier League
第4節 · 2026-09-13 (日) 16:30 BST
MUN
マンチェスター・ユナイテッド
vs
マンチェスター・シティ
MCI
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
オールド・トラッフォードのマンチェスター・ダービー、キャリック対グアルディオラ
- マイケル・キャリックのユナイテッドが、ジョゼップ・グアルディオラのシティをオールド・トラッフォードに迎える。選手として何度もこの一戦を戦ったキャリックが、今度は指揮官としてダービーのベンチに座る。日本時間9月14日(月)00:30キックオフという、週末を締めくくる時間帯の一戦だ。
- 最前線にはRBライプツィヒから加わったベンヤミン・シェシュコ、ウルヴァーハンプトンから移ったマテウス・クーニャ、そして195cmのアーリング・ハーランドが顔をそろえる。シェシュコも195cmの長身で両足の精度が高く、クーニャは前線でボールを収めながら自ら決め切れるタイプ。大型CFの質比べがそのまま試合の色を決める。
- 中盤ではブルーノ・フェルナンデスとマヌエル・ウガルテが、ラヤン・シェルキやフィル・フォーデンの持ち込みをどこで止めるか。シティの最終ラインにはクリスタル・パレスから移ったマーク・グエヒ、ゴールマウスにはPSGから加わったジャンルイジ・ドンナルンマが立つ。
第4節 · 2026-09-12 (土) 15:00 BST
CRY
クリスタル・パレス
vs
イプスウィッチ
IPS
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
セルハースト・パークに日本代表3人、鎌田・冨安とプレミアに挑む前田大然
- オリバー・グラスナー率いるパレスには鎌田大地と冨安健洋、イプスウィッチには前田大然が在籍する。ラツィオとアイントラハト・フランクフルトを経た鎌田、アーセナルとボローニャで欧州を渡り歩いた冨安、そしてセルティックからイングランドに渡った前田。3人が同じ試合に名を連ねること自体が見どころになる。
- 前田大然は水戸ホーリーホック、松本山雅、横浜F・マリノスと国内でキャリアを積み、J1得点王も経験した快足アタッカー。常識外れのスピードと前線から止まらない守備が身上で、ダニエル・ムニョスやタイリック・ミッチェルが上下動するパレスのサイドとの駆け引きが焦点になる。
- パレスはジャン=フィリップ・マテタとエディ・エンケティアが前で構え、アダム・ウォートンが後方から配球する形。イプスウィッチはフリオ・エンシソやチューバ・アクポムを擁し、ウォートンとジェファーソン・レルマの中盤をどこで捕まえるかが生命線になる。
La Liga
第5節 · 2026-09-13 (日) 21:00 CEST
RSO
レアル・ソシエダ
vs
アトレティコ・マドリード
ATM
4-2-3-1 vs 3-4-2-1
アノエタに帰るル・ノルマンとセルロート、迎え撃つ久保建英
- アトレティコのロバン・ル・ノルマンとアレクサンダー・セルロートは、そろってレアル・ソシエダから移った古巣対戦になる。EURO2024を制したフランス出身のCBと、196cmの体躯でポストプレーと空中戦を武器にするノルウェー代表FW。かつての本拠地でどんな迎えられ方をするかも含めて見どころだ。
- ソシエダの攻撃は久保建英が軸になる。左足のドリブルと懐の深いキープで相手を引きつけ、スルーパスやカットインシュートで違いを生むタイプで、ディエゴ・シメオネが敷く堅いブロックをどう外すかが最大のテーマ。ベンチにはFC東京U-18出身のケイタ・キタも控える。
- アトレティコの前線はフリアン・アルバレス、アデモラ・ルックマン、イ・ガンイン、そしてカナダ代表のジョナタン・デイヴィッドと多彩。イマノル・アルグアシルのソシエダがミケル・オヤルサバルを中心にどこまで主導権を握れるかが問われる。
Ligue 1
第4節 · 2026-09-11 (金) 20:45 CEST
REN
レンヌ
vs
マルセイユ
MAR
4-3-3 vs 4-2-3-1
元マルセイユ組と元レンヌ組が交錯する、レンヌ対マルセイユ
- レンヌにはブリス・サンバ、カンタン・メルラン、ヴァランタン・ロンジエとマルセイユを経験した選手が並ぶ。逆にマルセイユのナイフ・アゲルドとアミーヌ・グイリはレンヌでプレーした経歴を持ち、双方に古巣対戦が生まれる構図になっている。
- フランク・エズのレンヌはリュドヴィク・ブラスとセバスティアン・シマンスキが前を向いたときに一気に加速する。アビブ・ベイのマルセイユはクインテン・ティンバーとジョフレイ・コンドグビアが中盤の底を締め、イゴール・パイシャオンとニール・モペイが背後を狙う。
- 日本時間9月12日(土)03:45キックオフ。ポーランド代表のシマンスキとプシェミスワフ・フランコフスキがそろうレンヌの右と、ティモシー・ウェアが長い距離を上下するマルセイユの右、それぞれのサイドの主導権争いが試合の入りを決めそうだ。
第4節 · 2026-09-13 (日) 15:00 CEST
LIL
リール
vs
トロワ
TRO
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
上田綺世とジルー、対照的な2枚の9番を擁するリールが昇格組トロワと
- リールの前線には日本代表の上田綺世と、フランス代表歴代最多得点記録を持つオリヴィエ・ジルーが並ぶ。サークル・ブルッヘとフェイエノールトでゴールを重ねてきた上田は裏への抜け出しとボックス内の動き出しが武器で、193cmのジルーはポストプレーとヘディングで違いを作る。ブルーノ・ジェネジオがどちらを、あるいは両方をどう使うかが興味深い。
- 中盤にはPSGアカデミー出身のエタン・エムバペ。兄とは違って中央でプレーする左利きで、テクニックとボールキープでリズムを作るタイプだ。ハウコン・アルナル・ハラルドソンやディラン・バクワとの距離感が、上田とジルーに届くボールの質を左右する。
- ステファヌ・デュモン率いるトロワは、ル・アーヴルやランスを渡り歩いたイスマエル・ベン・ブーラ、ロリアンやフェイエノールトを経験したトーゴ代表デルマン・カリムら渡り鳥を抱える。ティアゴ・サントスとロマン・ペローが押し上げるリールのサイドをどう塞ぐかが勝負どころになる。
Eredivisie
第6節 · 2026-09-13 (日) 20:00 CEST
PSV
PSVアイントホーフェン
vs
スパルタ・ロッテルダム
SPA
4-3-3 vs 3-4-2-1
フィリップス・スタディオンで佐野航大と三戸舜介が向き合う
- PSVの佐野航大とスパルタの三戸舜介という、日本人同士の顔合わせになりうる一戦。ファジアーノ岡山からNECナイメヘンを経てPSVに辿り着いた攻守両面で効く中盤と、アルビレックス新潟から渡欧した164cmの左ウインガー。タイプがまるで違う2人だけに、噛み合ったときの絵が楽しみだ。
- PSVのGKニック・オライとMFスベン・マイナンスは、いずれもスパルタ・ロッテルダムでプレーした経歴を持つ。フィリップス・スタディオンでの古巣対戦であり、勝手を知る相手との駆け引きになる。
- PSVはイバン・ペリシッチ、パウル・ヴァナー、リカルド・ペピと押し込む材料に事欠かない。スパルタはブライアン・マルティンス・インディを軸に耐える時間が長くなりそうで、三戸のカットインや右のカン・テルホの推進力で一撃を狙う構図になる。
第6節 · 2026-09-12 (土) 20:00 CEST
FOR
フォルトゥナ・シッタート
vs
アヤックス
AJA
5-3-2 vs 4-3-3
板倉滉のアヤックスがシッタートへ、イハッタレンが古巣と対峙
- アヤックス史上初の日本人選手、板倉滉が最終ラインを統率する。188cmの高さと対人の強さが最大の武器で、ボルシアMGで3シーズン主力を務めた読みの鋭さをアムステルダムでも発揮している。CBだけでなくボランチもこなせるユーティリティ性が、相手のやり方次第で効いてくる。
- フォルトゥナのモハメド・イハッタレンは、PSVのアカデミーで神童と呼ばれた左利きの攻撃的MF。ユヴェントスやアヤックスを経てフォルトゥナで再起を図っており、古巣アヤックスを相手に左足のパスとシュートをどこまで見せられるかが注目点になる。
- フォルトゥナの守備陣にはセレッソ大阪でプレーしたインドネシア代表ジャスティン・ハブナー。アヤックスはマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ユリアン・ブラント、カスパー・ドルベリと個の質で上回るだけに、シッタートがどこまで我慢できるかが試合の焦点になる。
J1 League
第7節 · 2026-09-11 (金) 19:00 JST
KOB
ヴィッセル神戸
vs
鹿島アントラーズ
KAS
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
大迫勇也が古巣鹿島と向き合う、金曜開催の神戸対鹿島
- 神戸の大迫勇也は鹿島アントラーズで世に出たストライカーで、この一戦は古巣対戦になる。ヴェルダー・ブレーメンや1.FCケルンで積んだ経験を持つ10番のポストプレーと、フィジカルとスピードを兼ね備えた鹿島のCB植田直通の競り合いは、そのまま試合の重心を決めそうだ。
- 左SBの永戸勝也も鹿島でプレーした一人で、精度の高い左足のクロスとロングスローが神戸の武器になる。一方の鹿島には神戸に在籍した広瀬陸斗がいて、両サイドバックがそろって古巣と向き合うという珍しい構図だ。
- 鹿島はスペインで7シーズンを過ごした柴崎岳のゲームメイクと、闘志をむき出しにする鈴木優磨の決定力が軸。神戸には武藤嘉紀や酒井高徳ら欧州を知るタレントが並び、日本時間9月11日(金)19:00キックオフと週末の口火を切る時間帯に組まれている。
第7節 · 2026-09-12 (土) 18:00 JST
MIT
水戸ホーリーホック
vs
川崎フロンターレ
KAW
4-4-2 vs 4-2-3-1
水戸が川崎を迎える、GK山口瑠伊の古巣対戦
- 川崎のGK山口瑠伊は水戸ホーリーホックでプレーした経験を持ち、この試合は古巣対戦になる。鋭い反応と瞬発力に加え、飛距離のあるロングスローで一気に攻撃の起点を作れるタイプ。日仏のルーツを持ち4か国語を操るGKでもあり、外国籍選手とのやり取りでも最終ラインを助ける。
- 水戸の五木田季晋は川崎フロンターレU-18の出身で、育ったクラブのトップチームと相対する。184cmの体格を生かした懐の深いキープと鋭いターンからのシュートが持ち味で、日本大学在学中に特別指定選手として水戸でプレーした縁もある。
- 川崎は2018年にJリーグMVPを受けた家長昭博と、J1で長く点を取り続けてきた小林悠というクラブの象徴を擁し、脇坂泰斗と橘田健人が中盤を回す。水戸はセレッソ大阪や名古屋グランパスでJ1を知る木本恭生が最終ラインを締め、鹿島アカデミー育ちの舩橋佑が正確なキックで攻撃のスイッチを入れる。
WSL
第2節 · 2026-09-13 (日) 12:00 BST
MUNW
マンチェスター・ユナイテッド女子
vs
チェルシー女子
CHEW
宮澤ひなたのユナイテッドが、浜野まいかと松窪真心を擁するチェルシーと
- マーク・スキナーのマンチェスター・ユナイテッドには2023年女子W杯得点王の宮澤ひなた、ソニア・ボンパストールのチェルシーには浜野まいかと松窪真心。なでしこジャパンの主力3人が同じ試合の名簿に並ぶ、WSLでも屈指の日本人濃度の一戦になる。
- 宮澤と松窪はともにマイナビ仙台レディースから世界へ出た。松窪はアメリカでNWSLの年間最優秀MFに選ばれてからチェルシーに加わった攻撃的MFで、果敢なプレスと高いポジショニング意識が持ち味。小柄ながらスピードとテクニックで切り裂く宮澤との対比が面白い。
- 浜野まいかはトッテナムへのローンでWSLの出場時間を積み、2026年AFC女子アジアカップ決勝で決勝ゴールを挙げた右のアタッカー。ユナイテッドの守備ブロックに対し、ボンパストールのチェルシーがどのサイドから崩しにかかるかが見どころになる。