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ダービーが重なる週末

2026-09-18 更新

シビタス・メトロポリターノでアトレティコとレアル・マドリードが、オレンジ・ヴェロドロームでマルセイユとパリ・サンジェルマンが向き合う。日本勢の交差も多く、エランド・ロードでは田中碧が鎌田大地・冨安健洋と、メスタージャではFC東京で育った佐藤龍之介・久保建英・ケイタ・キタが同じピッチに立つ。国内では川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸。ジョイ・スタジアムにはなでしこジャパンの面々が集まる。

Premier League

第5節 · 2026-09-19 (土) 15:00 BST
BHA ブライトン vs アーセナル ARS
4-2-3-1 vs 4-2-3-1

三笘薫のブライトンにアーセナルが来る、ベン・ホワイトとギェケレシュは古巣のピッチへ

  • アーセナルの右サイドバック、ベン・ホワイトはブライトンからエミレーツへ移った選手で、アメリカン・エキスプレス・スタジアムは古巣のホームにあたる。ヴィクトル・ギェケレシュもかつてブライトンに籍を置いた一人。CBからコンバートされたホワイトが、そのまま三笘薫の対面に立つ構図になる。
  • 三笘薫は緩急自在のドリブルと細かいタッチで狭いスペースを突破する左ウイングで、筑波大学出身という異色の経歴を持つ。カットインからのシュートとラストパスの両方を持つ左サイドに対し、アーセナルは192cmのウィリアム・サリバとマルティン・スビメンディが背後を管理する形になる。どこで三笘に前を向かせるかがアルテタ側の設計の焦点だ。
  • ファビアン・ヒュルツェラーのブライトンは194cmのバルト・フェルブルッヘンを最後方に置き、足元から組み立てる設計。迎え撃つ相手の前線には189cmのヴィクトル・ギェケレシュと左足のブカヨ・サカが並ぶため、クラブ一筋のルイス・ダンクがどこまで高さで対抗できるかが鍵になる。日本時間9月19日(土)23:00キックオフ。
第5節 · 2026-09-20 (日) 14:00 BST
LEE リーズ vs クリスタル・パレス CRY
3-5-2 vs 3-4-2-1

エランド・ロードで田中碧が鎌田大地・冨安健洋と向き合う日本人対決

  • リーズの田中碧とクリスタル・パレスの鎌田大地は、どちらも中盤で試合の質を決めるタイプ。田中はタッチ数とパス成功率の高さでゲームを落ち着かせるボランチ、鎌田はフランクフルトでヨーロッパリーグを制した創造性の持ち主で、スルーパスとゴール前への飛び出しが持ち味だ。同じ日本代表の二人が敵味方に分かれる。
  • パレスの冨安健洋はアーセナルで4シーズンを過ごした187cmのユーティリティDFで、右サイドバックを主戦場にしながらCBもボランチもこなす。リーズはヴィルフリード・ニョントとダニエル・ジェームズというスピード型のアタッカーを抱えるだけに、冨安の読みと対人の強さがそのまま試されることになる。
  • オリバー・グラスナーのパレスはディーン・ヘンダーソンが最後方を締め、192cmのジャン=フィリップ・マテタが前線で起点を作る。ダニエル・ファルケのリーズは193cmのジョー・ロドンと194cmのアントン・シュタッハが高さを担保する編成で、アダム・ウォートンの左足がその間をどう通すかが見どころ。日本時間9月20日(日)22:00キックオフ。

La Liga

第7節 · 2026-09-20 (日) 16:15 CEST
ATM アトレティコ・マドリード vs レアル・マドリード RMA
4-4-2 vs 4-2-3-1

シビタス・メトロポリターノのマドリード・ダービー、クルトワとジョレンテが色を知る相手と

  • レアル・マドリードのゴールを守るティボー・クルトワは、かつてアトレティコでプレーした200cmのベルギー代表GK。逆にアトレティコのマルコス・ジョレンテはレアル・マドリードの下部組織出身で、中盤から右サイドバックまでこなす万能型だ。どちらのベンチにも相手の内側を知る人間がいるダービーになる。
  • ディエゴ・シメオネのアトレティコは、フリアン・アルバレス、アデモラ・ルックマン、ジョナタン・デイヴィッドと前線に選択肢が多い。最終ラインにはカタール大会でアルゼンチンの優勝を経験したクリスティアン・ロメロと左利きのダヴィド・ハンツコ、その後ろにヤン・オブラク。クラブ一筋のコケが中盤で試合の重心を決める。
  • 対するレアル・マドリードはキリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムという個で違いを作る三枚に加え、194cmのイブラヒマ・コナテ、188cmのデンゼル・ダンフリス、そしてベルナルド・シウバが加わった顔ぶれ。右足のキックが武器のトレント・アレクサンダー=アーノルドのセットプレーも含めて見どころは多い。日本時間9月20日(日)23:15キックオフ。
第7節 · 2026-09-20 (日) 21:00 CEST
VAL バレンシア vs レアル・ソシエダ RSO
4-4-2 vs 4-4-2

メスタージャにFC東京育ちが三人、久保建英とケイタ・キタが佐藤龍之介のバレンシアへ

  • レアル・ソシエダの久保建英はFC東京を経て欧州へ渡り、左足のキープとラストパスでチームの攻撃を牽引する存在になった。同じソシエダにはFC東京U-18出身のケイタ・キタもいる。迎えるバレンシアには、2026年7月にFC東京から完全移籍した19歳の佐藤龍之介。同じ育成組織から出た三人がメスタージャで交差する。
  • ゴンサロ・ゲデスにとってこの試合は古巣訪問だ。ベンフィカ、パリ・サンジェルマンを経てバレンシアでプレーし、その後ウルヴァーハンプトンやビジャレアルを回ってソシエダにたどり着いたポルトガル代表FWで、右利きながら左サイドからカットインしてくる。メスタージャのスタンドがどう迎えるかも含めて見どころになる。
  • カルロス・コルベランのバレンシアは、アカデミー出身のキャプテン、ホセ・ガヤが左足のクロスで攻撃に厚みを加え、194cmのセサル・タレガが空中戦を担保する。イマノル・アルグアシルのソシエダはEURO2024決勝で決勝点を挙げたミケル・オヤルサバルが前線の軸で、最後方には同じく欧州制覇を経験したアレックス・レミロ。日本時間9月21日(月)04:00キックオフ。

Ligue 1

第5節 · 2026-09-20 (日) 20:45 CEST
MAR マルセイユ vs パリ・サンジェルマン PSG
4-4-2 vs 4-3-3

ヴェロドロームのル・クラシック、ティモシー・ウェアがパリと向き合う

  • マルセイユのティモシー・ウェアは、パリ・サンジェルマンからリール、セルティック、ユベントスを経てヴェロドロームにたどり着いたアメリカ代表。父はバロンドール受賞者のジョージ・ウェアで、本来はウインガーながら右サイドバックでも起用される。パリとリールの両方でリーグ・アンを知る男が、古巣を迎える側に立つ。
  • アビブ・ベイのマルセイユは、フェイエノールトからクラブ記録の移籍金で加入したイゴール・パイシャオンが左から仕掛け、168cmのアンヘル・ゴメスが狭い局面を解く。中盤にはアーセナルのユリエン・ティンバーの双子の兄弟にあたるクインテン・ティンバーと、デンマーク代表のピエール=エミール・ホイビュルク。前線はアミーヌ・グイリが背負う。
  • ルイス・エンリケのパリはウスマン・デンベレを中央に置き、フヴィチャ・クヴァラツヘリアとデジレ・ドゥエが両翼から仕掛ける形。中盤の心臓ヴィティーニャがテンポを決め、アシュラフ・ハキミが右を駆け上がる。リールのアカデミー育ちのリュカ・シュヴァリエがゴールを守るのも、この一戦ではひとつの見どころだ。日本時間9月21日(月)03:45キックオフ。

Eredivisie

第7節 · 2026-09-20 (日) 14:30 CEST
TWE トゥウェンテ vs PSVアイントホーフェン PSV
4-2-3-1 vs 4-2-3-1

佐野航大のPSVが敵地トゥウェンテへ、ウンナーシュタルとランメルスは古巣と対峙

  • PSVの佐野航大は、ファジアーノ岡山からNECナイメヘンを経てアイントホーフェンにたどり着いた176cmのMF。中盤でのボール奪取と正確なパスを両立する万能型で、兄の佐野海舟(マインツ)とともに注目を集めてきた。イェルディ・スハウテンやヨエイ・フェールマンが並ぶ中盤でどう立ち位置を取るかが見どころだ。
  • トゥウェンテ側には古巣対戦が重なる。198cmのラース・ウンナーシュタルはPSVを経てトゥウェンテの守護神となったドイツ人GKで、サム・ランメルスはPSVのアカデミー出身。加えて197cmのボウト・ベグホルストが前線に構え、フェイエノールトから戻ったラミズ・ゼルキが中盤を締める。
  • PSVの攻撃陣はクロアチア代表として長く戦ってきたイバン・ペリシッチ、アメリカ代表のリカルド・ペピ、バイエルン最年少出場記録を持つ左利きのパウル・ヴァナーと、経歴の振れ幅が大きい。ウンナーシュタルの前でどれだけシュートまで持ち込めるかがこの試合の性格を決める。日本時間9月20日(日)21:30キックオフ。

J1 League

第8節 · 2026-09-19 (土) 18:00 JST
KAW 川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ KAS
4-2-3-1 vs 4-4-2

川崎フロンターレと鹿島アントラーズ、日本サッカーの記憶が詰まった一戦

  • 川崎の中盤には、背番号10を背負い「中村憲剛2世」とも称される大島僚太、3年連続でJリーグベストイレブンに選ばれた脇坂泰斗、そして「和製カンテ」と呼ばれる橘田健人が並ぶ。技術で握るのか、走力で潰すのか。相手の出方によって主導権の取り方が変わる中盤だ。
  • 鹿島の柴崎岳はスペインで7シーズンを過ごした司令塔で、2016年クラブW杯決勝でレアル・マドリードから2得点を挙げた経歴を持つ。前線には闘志をむき出しにしてチームを牽引する鈴木優磨、最終ラインには50m6.1秒の俊足を持つ植田直通。世代も経歴もばらばらな面々が同じ方向を向く。
  • ベテランの存在感も見どころになる。川崎には2018年にJリーグMVPを受賞した家長昭博と、2017年にMVPと得点王を同時受賞した小林悠。対する鹿島のゴールマウスには2025年にJリーグMVPに選ばれた早川友基が立つ。日本時間9月19日(土)18:00キックオフ。
第8節 · 2026-09-20 (日) 17:00 JST
GOS ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸 KOB
4-2-3-1 vs 4-3-3

関西ダービー、初瀬亮と井手口陽介がそれぞれの古巣と向き合う

  • ガンバ大阪の初瀬亮は、クラブのアカデミー出身でありながらヴィッセル神戸でJ1優勝を経験し、シェフィールド・ウェンズデイでの海外挑戦を経て戻ってきた左サイドバック。右利きながら中村俊輔に憧れて左足を磨いた両足の使い手で、この試合ではかつての所属先を迎える側に立つ。
  • 逆方向の縁もある。神戸の井手口陽介はガンバ大阪で育ち、セルティックを経て神戸にたどり着いたボランチだ。豊富な運動量とボール奪取が持ち味で、パンチ力のあるミドルも持つ。同じくガンバのアカデミーが生んだ宇佐美貴史との中盤の交錯は、この一戦ならではの絵になる。
  • 前線の顔ぶれも濃い。神戸には鹿島とブレーメンで実績を積んだ大迫勇也と、欧州三大リーグでゴールを記録した武藤嘉紀が並び、後方をブンデスリーガで日本人初のキャプテンを務めた酒井高徳が支える。ガンバは倉田秋や食野亮太郎らアカデミー育ちが対抗する。日本時間9月20日(日)17:00キックオフ。

WSL

第3節 · 2026-09-18 (金) 19:00 BST
MCIW マンチェスター・シティ女子 vs リヴァプール女子 LIVW

ジョイ・スタジアムで清水梨紗が古巣リヴァプールと、なでしこの面々が集う一戦

  • マンチェスター・シティの清水梨紗は、リヴァプールへのレンタルを経てシティに戻った右サイドバック。157cmと小柄で、もともとはFWだった経歴を持つ。日テレ・ベレーザで育ち、ウェストハムも経験した30歳にとって、この試合は直近の古巣と向き合う90分になる。
  • シティにはなでしこジャパンのキャプテンでクラブ通算100試合出場を達成した長谷川唯、WEリーグMVPを二度受賞した藤野あおば、2026年アジアカップで最優秀GKに選ばれた山下杏也加が揃う。対するリヴァプールの中盤には、浦和やノースカロライナ・カレッジを経た長野風花。代表の同僚同士が敵味方に分かれる。
  • もちろん見どころは日本勢だけではない。シティにはジャマイカ代表キャプテンで180cmのカディジャ・ショー、左サイドを制圧するローレン・ヘンプ。ガレス・テイラーが率いるリヴァプールがその攻撃をどこで受け止めるかが、試合の入りを決める。日本時間9月19日(土)03:00キックオフ。