W杯 2026 日次観戦ガイド アーカイブ
全32日分大会期間中に毎日公開していた観戦ガイドをまとめて残しています。各日の文章はその日のキックオフ前に日程とスカッドだけを根拠に書いたもので、結果には触れていません。試合リンクはネタバレなしのスタメン・見どころページに繋がります。
6/12 (金) GL 第1節
32 年ぶりの北米開催、ホストメキシコの開幕戦から幕開け
FIFA W杯 2026 が開幕。 共催国メキシコが Estadio Ciudad de México で南アフリカと対戦し、 W杯の歴史的開幕戦を担う (JST 6/12 04:00 KO)。
同日昼には韓国対チェコ戦。 W杯 6 大会連続出場の孫興慜の韓国と、2006 ドイツ大会以来 20 年ぶりの本大会復帰となるチェコ。
グループ A の 2 試合だけが行われる開幕日で、グループ全体の力関係を読み解く最初の手がかりが揃う。
6/13 (土) GL 第1節
開催国カナダが国内初戦、スタジアム中の大歓声とともにボスニアに挑む
グループBの第1試合は、ホスト国カナダがバンクーバーでボスニア・ヘルツェゴビナを迎える (JST 04:00 KO)。 カナダにとってはトロント・バンクーバーでグループ3試合すべてを国内開催できるという唯一無二のアドバンテージがある大会。 アルフォンソ・デイヴィスとジョナタン・デイヴィッドの双璧を軸に、史上初のラウンド16進出を狙う。 対するボスニアはイタリアをPK戦で撃破して出場権を掴んだ勢いそのままに、40歳エディン・ジェコのラストダンスが始まる。
昼には共催国アメリカがグループDの初陣を飾る (JST 10:00 KO)。 プリシッチ、マッケニー、ペピを揃えたポチェッティーノ体制のUSMNTが、南米予選後半戦でブラジル・アルゼンチン双方を撃破して本大会に乗り込んだパラグアイと対戦。 48チーム制で2カ国増えた枠をめぐる2試合だが、いずれもホスト国の初戦という点で特別な重みを持つ。
6/14 (日) GL 第1節
ブラジル vs モロッコ、ハイチ初戦、カタール vs スイス — グループB・C が一斉に動き出す
深夜の第1試合はグループBの同時並行 (JST 04:00 KO)。カタール対スイスはドーハを沸かせた2022年大会の開催国が、AFC通常予選初突破の成長を胸に欧州の13大会目出場国スイスに挑む。スイスはジャカ、アカンジ、エンボロらW杯経験者18名を揃えた安定感ある陣容だ。
夜明けにグループCの大一番が始まる (JST 07:00 KO)。ブラジル対モロッコはニュージャージーのメトライフ・スタジアムで開催。アンチェロッティ監督が率いるヴィニシウス・ジュニオール、ハフィーニャ、ネイマールのブラジルと、2022年大会で準決勝まで勝ち上がったアフリカ・アラブ初の4強モロッコが第1節で早くも激突する。アシュラフ・ハキミ対ヴィニシウスのマッチアップはグループCのみならず今大会全体でも最注目の一騎打ちになる。
グループCのもう1試合はハイチ対スコットランド (JST 10:00 KO)。1974年以来52年ぶりに本大会に帰還したハイチと、1998年以来28年ぶりのスコットランドが今大会初の「番狂わせ候補同士の直接対決」を演じる。ロバートソン、マクトミネイ、マッギンのスコットランドと、ナゾン、ピエロット、ベルガルドのハイチがグループC3位を争う重要な初戦だ。
最後はグループDのオーストラリア対トルコ (JST 13:00 KO)。24年ぶり出場のトルコはポット4ながらアルダ・ギュレル(レアル・マドリード)、ケナン・ユルドゥズ(ユベントス)、チャルハノール(インテル)という欧州主要クラブの主力を擁する実力国。対するオーストラリアはアジア最終予選2位通過の上昇機運を携え、初のベスト8進出を狙う。
6/15 (月) GL 第1節
オランダ vs 日本!グループF開幕、ドイツ・コートジボワールも初陣を迎える一日
深夜はドイツの初陣から (JST 02:00 KO)。グループEのドイツ対キュラソー。2大会連続グループステージ敗退の屈辱を受け、フロリアン・ヴィルツとジャマル・ムシアラという21世紀生まれのテクニシャン・コンビを核に再建を進めてきたドイツが、史上最小規模・人口約15.5万人の初出場国キュラソーと第1節で対戦する。ディック・アドフォカート(77歳)率いるキュラソーがどこまで組織的な守備でW杯デビューを飾れるかが見どころだ。
早朝は日本中が注目するグループFの開幕戦 (JST 05:00 KO)。テキサス州アーリントンのダラス・スタジアムでオランダ対日本が行われる。W杯3度の準優勝を誇るオランダのシード国に、2022年のドイツ・スペイン撃破で世界を驚かせた「森保ジャパン」が挑む。2010年W杯でオランダに1-0で敗れた日本にとって、欧州主要リーグで主力を張る選手たちがどこまで互角の勝負を演じられるかが問われる試合。コンディション管理も課題となる6月の北米南部・テキサスでの一戦だ。
朝にはグループEの第2試合、コートジボワール対エクアドル (JST 08:00 KO)。2024年AFCON王者コートジボワール(ケシェ、サンガレ、アディングラら)と、CONMEBOL予選でアルゼンチンに次ぐ2位通過を果たしたエクアドル(カイセド、バルベルデとのPSGコンビ・パチョ)が、事実上のグループE2位争いを初戦から演じる。
昼はグループFの第2試合、スウェーデン対チュニジア (JST 11:00 KO)。2018年以来8年ぶりの本大会復帰となるスウェーデンが、2大会連続7度目出場のチュニジアとグループF制覇を巡る争いの初戦に臨む。北アフリカの堅守対北欧の組織的なサッカー、グループFの行方を左右する一戦だ。
6/16 (火) GL 第1節
欧州王者スペインが開幕、デ・ブライネ擁するベルギーとサラーのエジプトも動き出す
深夜はグループHの幕開け (JST 01:00 KO)。スペイン対カーボベルデはアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで行われる。Euro 2024覇者でロドリ(バロンドール受賞者)、ラミン・ヤマル(19歳)、ニコ・ウィリアムスを揃えたスペインと、2025年に独立50周年を迎えカメルーンを抑えてアフリカ予選を制した初出場カーボベルデが相対する。「W杯史上初めてレアル・マドリード所属選手が0名」というスペインの異例の選考も話題の一戦だ。
早朝はグループGの最注目カード (JST 04:00 KO)。ベルギー対エジプトはバンクーバーで行われる。2018年大会で3位入賞、2022年大会でグループ敗退の屈辱を経験したベルギーは、デ・ブライネ(117キャップ)、ルカク(124キャップ、歴代最多89ゴール)という黄金世代の最後のW杯になる可能性がある戦士たちが揃う。対するエジプトは2018年以来8年ぶりの本大会で、33歳のモハメド・サラー(116キャップ67ゴール)が「最後かもしれないW杯」に臨む。サラーがW杯の舞台でその存在感を発揮できるかが最大の焦点だ。
その後にグループHの第2試合、サウジアラビア対ウルグアイ (JST 07:00 KO)。2022年でアルゼンチンを撃破した伝説の番狂わせを持つサウジアラビア(サレム・アル=ドサリ主将)と、フェデリコ・バルベルデ、マヌエル・ウガルテ、ダーウィン・ヌニェスを揃えたビエルサ体制ウルグアイがマイアミで激突。ウルグアイは2022年カタール大会でのグループ敗退の雪辱を期す。
昼はグループGの第2試合、イラン対ニュージーランド (JST 10:00 KO)。AFC予選首位通過のイラン(タレミ、ジャハンバフシュ)が過去6大会すべてでグループ敗退という「ジンクス」を破ろうと2010年以来16年ぶりに舞台に戻ったニュージーランド(クリス・ウッド、88キャップ45ゴール)に挑む。どちらにとってもグループG突破の命運を左右しかねない初戦だ。
6/17 (水) GL 第1節
メッシの優勝防衛初戦、フランス対セネガルの因縁再戦——グループI・J が動く
早朝から試合が続く1日。未明の 04:00 KO はグループI の第1試合、フランス対セネガル。2002年日韓大会でセネガルが当時の世界王者フランスを1-0で撃破した因縁の再戦で、ムバッペ(代表56ゴール)とサディオ・マネ(代表55ゴール)の両エースが激突する。
07:00 KO はグループI のもう一戦、イラク対ノルウェー。1986年メキシコ大会以来40年ぶり出場のイラクが、ハーランド&ウーデゴールを擁する28年ぶり出場のノルウェーと対峙する。W杯初舞台に立つアーリング・ハーランドの動向が最大の注目点だ。
10:00 KO はグループJ の主役戦、アルゼンチン対アルジェリア。現王者アルゼンチンのキャプテン、リオネル・メッシが38歳でW杯史上初の6度目出場という金字塔に挑む。対するアルジェリアはリヤド・マフレズ率いる12年ぶりの精鋭が波乱を狙う。
13:00 KO のオーストリア対ヨルダンはグループJの第2試合。ラングニック体制の28年ぶり出場オーストリアと、史上初のW杯出場を果たしたヨルダンが向かい合う。グループI・J が一斉に火蓋を切る歴史的1日となる。
6/18 (木) GL 第1節
2018年W杯準決勝の因縁・イングランド対クロアチアで第1節が佳境へ
第1節の締めくくりを飾るグループK・L の4試合。深夜 02:00 KO からポルトガル対コンゴ民主共和国がヒューストンで始まる。ロナウドが41歳にして史上初の6度目W杯出場という歴史的節目に臨み、DRコンゴは1974年(ザイール)以来52年ぶりの大舞台でその牙を試す。
05:00 KO はこの日最大の好カード、イングランド対クロアチア(グループL)。2018年ロシア大会準決勝でクロアチアが延長勝利を収め、イングランドの決勝進出を阻んだ因縁のカードがグループステージで実現した。40歳モドリッチ(ACミラン)のラストダンスと、ケイン・ベリンガム・サカ率いるイングランドのリベンジが激突する。
08:00 KO のガーナ対パナマ(グループL)はトロントで行われる。セメンヨ(マン・シティ移籍)、イニャキ・ウィリアムズ、トーマス・パーティのガーナと、8年ぶり2度目のパナマが北米で初戦を迎える。
最後の11:00 KO はグループK のウズベキスタン対コロンビア。W杯初出場のウズベキスタン(カンナバーロ監督)が、ルイス・ディアス(バイエルン)とジェームズ・ロドリゲス率いるコロンビアの猛攻を受け止められるかが焦点だ。
6/19 (金) GL 第2節
第2節が開幕——グループA は第1節の結果を受けて順位が動き始める
第1節が全グループで完了し、いよいよグループリーグ第2節がスタートする。第2節からは各チームが初戦の結果を踏まえた戦いを余儀なくされ、グループ突破の行方が一気に見えてくる。
深夜 01:00 KO はグループAの第2試合、チェコ対南アフリカ。パトリック・シック(バイエル・レヴァークーゼン、代表25ゴール)の得点力が鍵を握り、16年ぶり出場の南アフリカはGKロンウェン・ウィリアムズの好守で粘る展開を狙う。04:00 KO はグループBのスイス対ボスニア・ヘルツェゴビナ。ジャカ(144キャップ)らベテラン軸のスイスと、エディン・ジェコ(40歳・代表73ゴール)率いるボスニアが激突する。
07:00 KO はグループBのカナダ対カタール。ホスト国カナダはトロントで3試合すべてを国内開催できるアドバンテージをもとに、アルフォンソ・デイヴィス&ジョナタン・デイヴィッド(代表39ゴール)の双璧が史上初のラウンド16進出を目指す。カタールは2022年の0ポイント完敗を乗り越え、AFC通常予選を突破した成長を示せるか。
10:00 KO のメキシコ対韓国(グループA)はホスト国の試練の1戦。孫興慜(代表54ゴール)を擁する韓国がホスト国メキシコの連続ラウンド16記録に挑む緊張感の一戦となる。
6/20 (土) GL 第2節
ブラジルとアメリカが第2節に登場——グループC・D の行方が本格的に動き出す
グループC・D の第2節が一斉に行われる土曜日。開催国アメリカと5度の世界王者ブラジルがともに第2戦を戦う注目の1日だ。
深夜 04:00 KO は開催国アメリカ対オーストラリア(グループD)。ポチェッティーノ体制のUSMNTはシアトルで第2戦を迎える。プリシッチ(代表32ゴール)を軸に初戦の勢いを維持したいアメリカに対し、3大会連続出場のオーストラリアはキャプテンGKマシュー・ライアン(104キャップ)と198cmのCBハリー・スーターが粘り強い守備で挑む。
07:00 KO はグループCのスコットランド対モロッコ。1998年フランス大会でスコットランドはモロッコに0-3で敗れており、28年越しのリベンジマッチとなる。スコットランドはロバートソン(92キャップ)・マクトミネイ(代表14ゴール)・マッギン(代表20ゴール)が攻守を牽引し、2022年準決勝の経験を持つモロッコのハキミ・ブヌ・アムラバトの組織力に挑む。
09:30 KO はブラジル対ハイチ(グループC)。アンチェロッティ監督就任初の主要大会でヴィニシウス・ジュニオール、ハフィーニャ、ネイマール(代表79ゴール・歴代最多)が1974年以来52年ぶり出場のハイチを迎え撃つ。12:00 KO のトルコ対パラグアイ(グループD)はチャルハノール(代表22ゴール)・アルダ・ギュレル(20歳)・ケナン・ユルドゥズ(21歳)の若き才能トリオと、16年ぶり出場のパラグアイが対決する。
6/21 (日) GL 第2節
日本がチュニジアと激突、ドイツ・オランダも第2節で正念場
グループF の日本はチュニジアと第2節を戦う (JST 13:00 KO)。2022 年カタール大会でグループ最終節にフランスを破ったチュニジアに対し、第1節の流れを受けて勝ち点獲得を狙う日本の戦いに注目が集まる。
同じグループFからは早朝 (JST 02:00) にオランダ対スウェーデン。シード国オランダと2018年以来の本大会復帰を果たしたスウェーデンが激突し、グループの首位争いに直接影響する一戦となる。
グループ E では深夜 (JST 05:00) にドイツ対コートジボワールが行われる。2大会連続グループ敗退の屈辱を背負うドイツにとって、2024 年 AFCON 王者コートジボワールとの第2節は正念場。さらに JST 09:00 にはエクアドル対キュラソーが続き、グループ E の全体像が一日のうちに見えてくる。
6/22 (月) GL 第2節
欧州王者スペインとサウジアラビアが激突、ベルギーもグループG第2節に臨む
グループ H の注目カードは深夜 (JST 01:00) に行われるスペイン対サウジアラビア。Euro 2024 王者スペインはロドリ・ラミン・ヤマル・ニコ・ウィリアムスらを擁す優勝候補の一角で、2022 年大会でのアルゼンチン撃破が記憶に新しいサウジアラビアと対峙する。
同グループでは JST 07:00 にウルグアイ対カーボベルデ。2度の世界王者ウルグアイ (ビエルサ監督) と史上初出場のカーボベルデという、経験と情熱が交錯する一戦だ。
グループ G では JST 04:00 にベルギー対イランが行われる。黄金世代の遺産を継ぐデ・ブライネ・ルカクのベルギーと、4大会連続出場で悲願の R16 進出を狙うイランの対戦は、組み合わせ上の隠れた好カード。JST 10:00 のニュージーランド対エジプトは、クリス・ウッドとモハメド・サラーという世界的ストライカーが各チームの命運を担う。
6/23 (火) GL 第2節
メッシのアルゼンチンとフランスが第2節、ノルウェー・セネガル戦も注目
深夜 (JST 02:00) のアルゼンチン対オーストリアは、前回王者メッシ率いるアルゼンチンとラングニック体制で 28 年ぶりの本大会を迎えるオーストリアの対戦 (グループ J)。メッシにとって W杯史上初の6度目出場となるシリーズの第2節で、その一挙手一投足に世界の視線が集まる。
グループ I では JST 06:00 にフランス対イラクが続く。デシャン監督集大成の大会でムバッペが2度目の W杯を戦うフランスと、40 年ぶり本大会出場のイラクが向き合う。
同じグループ I で JST 09:00 に行われるノルウェー対セネガルは、28 年ぶり出場のハーランドとウーデゴールが初めて本格的な大型大会の洗礼を受ける舞台として注目度が高い。グループ J では JST 12:00 にヨルダン対アルジェリア。史上初出場のヨルダンとマフレズ擁する 12 年ぶり出場のアルジェリアが、グループ突破をかけて激突する。
6/24 (水) GL 第2節
ロナウドのポルトガルとモドリッチのクロアチア、伝説が第2節で動き出す
グループ K の深夜 (JST 02:00) にポルトガル対ウズベキスタンが行われる。41 歳クリスティアーノ・ロナウドが史上初の6度目 W杯出場として臨む第2節で、ブルーノ・フェルナンデス・ルーベン・ジアスらを擁するポルトガルと、カンナバーロ監督のもとで W杯初出場を果たしたウズベキスタン (エルドル・ショムロドフ) が対峙する。
グループ L では JST 05:00 にイングランド対ガーナ。ケイン・ベリンガム・サカのイングランドと、アントワーヌ・セメンヨ (マンチェスター・シティ) やイニャキ・ウィリアムスを擁するガーナが、グループ突破へ向けた勝ち点を争う。JST 08:00 のパナマ対クロアチアでは、40 歳モドリッチ率いるクロアチアが 2018 年準優勝世代の底力を見せるか。
グループ K の JST 11:00 にはコロンビア対コンゴ民主共和国。ハメス・ロドリゲス (MLS) とルイス・ディアス (バイエルン) を擁するコロンビアと、52 年ぶりに W杯へ帰還した DRコンゴが直接対決し、グループ2位を争う構図になる。
6/25 (木) GL 第3節
ブラジル・スコットランド同時KOで決まるグループCの命運、日本の決戦は翌26日
GL 第3節が解禁され、グループ A・B・C の全試合が同時刻に確定するビッグデーが訪れた。同グループの 2 試合は必ず同時 KO というルールが、最終節の緊張感を最大まで引き上げる。
深夜の第一波 (JST 04:00 KO) はグループ B の 2 試合。ホスト国カナダが地の利を活かしてスイスと激突するバンクーバーの大一番と、ボスニア・ヘルツェゴビナ対カタールがともに動き出す。イタリアをPK戦で撃破してきた勢いのボスニア、エディン・ジェコ (40歳・代表 148 キャップ) のラストダンスがいよいよグループ最終節を迎える。
朝の第二波 (JST 07:00 KO) はグループ C の同時 KO が最大の注目。スコットランド対ブラジルとモロッコ対ハイチが同時進行する。スコットランドにとってブラジルとモロッコは 1998 年フランス大会と同じグループ相手で、28 年ぶりの因縁の雪辱戦。ブラジルはアンチェロッティ監督のもとヴィニシウス・ジュニオールとハフィーニャを軸に首位通過を確かにしたい。モロッコ対ハイチは 1974 年以来 52 年ぶりに本大会に帰還したハイチにとって、グループ史上初勝利への最後の機会となりうる。
JST 10:00 の第三波はグループ A の同時 KO。ホスト国メキシコ (チェコ対メキシコ) と韓国 (南アフリカ対韓国) が残り 1 枚の突破枠をかけて戦う。孫興慜が率いる韓国とメキシコはこの日の結果で進退が決まる。
6/26 (金) GL 第3節
日本 vs スウェーデン、グループ F 同時 KO — 森保ジャパンの決勝トーナメント進出が決まる夜
グループ D・E・F の GL 第3節が同日に集中する一日。今大会で最も日本人ファンが注目する夜がついに訪れる。
深夜の第一波 (JST 05:00 KO) はグループ E の同時 KO。エクアドル対ドイツとキュラソー対コートジボワールが動き出す。2 大会連続グループ敗退の屈辱を背負うドイツ (フロリアン・ヴィルツ、ムシアラ) にとってはグループ突破の正念場。史上初出場のキュラソーは世界最小クラスの国家として最終節でも意地を見せるか。
JST 08:00 の同時 KO がこの日最大の見どころ — グループ F の運命の一戦が両試合同時に進行する。日本対スウェーデン (ダラス・スタジアム) とチュニジア対オランダ (カンザスシティ) は、4 カ国全員が進退を懸けた最終節。日本は 2022 年カタール大会でドイツとスペインを破ってラウンド 16 に進出した実績を持ち、本大会でも決勝トーナメント進出が目標。スウェーデンは 2018 年大会以来の本大会復帰でプレーオフ経由の突破国として勢いを持つ。オランダはシード国としてグループ首位通過を狙い、3 度の準優勝を経てついに頂点を狙う。
JST 11:00 はグループ D の同時 KO。開催国アメリカ対トルコとパラグアイ対オーストラリアが決着する。ポチェッティーノ監督のアメリカはロサンゼルスのホームで全試合を戦う地の利があり、ハカン・チャルハノール (インテル)、アルダ・ギュレル (レアル)、ケナン・ユルドゥズ (ユベントス) を揃えるトルコがどこまで対抗するか注目される。
6/27 (土) GL 第3節
ウルグアイ vs スペイン・ハーランドのノルウェー vs フランス——グループ H・I が決着、決勝 T 進出国が続々確定
グループ G・H・I の GL 第3節が一日で完結する。それぞれ 2 試合が同時 KO で進行し、ノックアウトラウンド進出国が大量に確定する日となる。
深夜の第一波 (JST 04:00 KO) はグループ I の同時 KO。ノルウェー対フランスとセネガル対イラクがフォックスボロとトロントで同時に始まる。デシャン監督が退任を宣言済みのフランスは今大会での集大成を問われ、ムバッペ (レアル・マドリード) が代表最多 56 ゴールのキャプテンとして牽引する。対するノルウェーはハーランド (マンチェスター・シティ) がついに W 杯の本番の舞台に立つという個人的ドラマが最大の見どころ。1998 年以来 28 年ぶりの本大会でハーランドとウーデゴール (アーセナル) の黄金コンビが世界王者フランスに挑む。セネガル対イラクでは、マネ (アル・ナスル) とクリバリ (アル・ヒラル) の黄金世代が 2002 年の準々決勝超えを狙い、40 年ぶり出場のイラクは歴史的な勝ち点獲得を目指す。
JST 09:00 の第二波はグループ H の同時 KO が最注目。ウルグアイ対スペインはグアダラハラ (標高約 1,500m) という高地での一戦。欧州王者スペイン (ラミン・ヤマル 19 歳、ロドリ、ニコ・ウィリアムス) がシード国として首位通過を狙う一方、ウルグアイはヒメネス (アトレティコ)、アラウホ (バルセロナ)、バルベルデ (レアル)、ダーウィン・ヌニェス (アル・ヒラル) という欧州主要クラブの主力が揃うビエルサ体制で高プレスを展開する。カーボベルデ対サウジアラビアでは W 杯初出場のカーボベルデが 2022 年にアルゼンチンを破ったサウジアラビアに挑む。
JST 12:00 の第三波はグループ G の同時 KO。エジプト対イランとニュージーランド対ベルギーが同時進行する。サラー (リバプール、116 キャップ 67 ゴール) にとって最後の W 杯になりうるエジプトと、過去 6 大会グループ敗退のジンクスを破ろうとするイランの一戦。ベルギー対ニュージーランドではデ・ブライネ (ナポリ)、ルカク (ナポリ) の黄金世代レジェンドとグループ通過がかかる最終節を迎える。
6/28 (日) GL 第3節
メッシの 6 度目・ロナウドの 6 度目・モドリッチのラストダンス——GL 第3節の最終日に歴史が動く
GL 第3節の最終日。グループ J・K・L の全 6 試合が一日で決着し、グループステージに残っていたすべての去就が確定する。史上最高の個人ストーリーが重なるW杯最大の見どころの一つとなる。
深夜の第一波 (JST 06:00 KO) はグループ L の同時 KO。クロアチア対ガーナとパナマ対イングランドが同時進行する。40 歳のルカ・モドリッチ (ACミラン) にとって最後の W 杯が決勝トーナメント進出を賭けた最終節。クロアチアは 2018 年準優勝・2022 年 3 位という驚異的な実績を持ち、グヴァルディオル (マンチェスター・シティ) を軸に最後の戦いに挑む。イングランドはハリー・ケイン (バイエルン・ミュンヘン、代表 73 得点) とジュード・ベリンガム (レアル) が牽引し、1966 年以来の頂点を目指す。
JST 08:30 の第二波はグループ K の同時 KO。コロンビア対ポルトガルとコンゴ民主共和国対ウズベキスタンが動き出す。クリスティアーノ・ロナウド (41 歳・アル・ナスル) が史上初の W 杯 6 度出場という金字塔を打ち立てるポルトガルは、ブルーノ・フェルナンデス、ヴィティーニャ、ジョアン・ネーヴェスの中盤を軸に頂点を目指す最終節へ。コロンビアはジェイムス・ロドリゲス (ミネソタ) とルイス・ディアス (バイエルン) を核に勝ち点を争う。コンゴ民主共和国対ウズベキスタンはそれぞれ 52 年ぶり・史上初出場の国同士が 3 位争いで相まみえる。
JST 11:00 の第三波はグループ J の同時 KO が圧巻のフィナーレ。アルジェリア対オーストリアとヨルダン対アルゼンチンが同時に動く。史上最高の選手と称されるリオネル・メッシ (38 歳・インテル・マイアミ) が W 杯史上初の 6 度目出場という前人未到の記録に挑む。連覇を狙うアルゼンチンはフリアン・アルバレス (アトレティコ)、ラウタロ・マルティネス (インテル)、エミリアーノ・マルティネス (アストン・ヴィラ) という 2022 年王者の主力が揃う。対するヨルダンは W 杯史上初出場で 2023 年アジアカップ準優勝の勢いを本大会に持ち込んだ。アルジェリア対オーストリアではマフレズ (アル・アハリ) とアラバ (レアル、33 歳) が最終節でグループ 2 位をかけた直接対決を演じる。
6/29 (月) ラウンド32
ノックアウト開幕——南アフリカ対カナダで決勝トーナメントの火蓋が切られる
グループステージを勝ち抜いた32か国による一発勝負、ラウンド32がついに開幕する。初日は JST 04:00 キックオフの南アフリカ対カナダ1試合のみ。負ければ終わりのノックアウトでは、延長120分・PK戦まで含めて一瞬の判断が運命を分ける。
南アフリカは主将でゴールマウスを守るロンウェン・ウィリアムズを最後の砦に、中盤の要テボホ・モコエナと前線のライル・フォスターが攻撃を牽引する。共同開催国カナダはアルフォンソ・デイヴィスの推進力とジョナタン・デイヴィッドの決定力が武器。アフリカ勢と北中米勢、色合いの異なる両者の対戦でトーナメントが幕を開ける。
6/30 (火) ラウンド32
ブラジル対日本——森保ジャパンが5度の王者に挑む決戦の夜。ドイツ・オランダも登場
ラウンド32が本格始動する3試合の日。最大の注目は JST 02:00、5度の世界王者ブラジルと日本の対戦だ。久保建英・鎌田大地・上田綺世らを擁する日本が、ヴィニシウス・ジュニオールやネイマールを抱える王国にどこまで食らいつけるか。悲願の8強入りへ、歴史的な90分になる。
続く 05:30 はドイツ対パラグアイ。フロリアン・ヴィルツやジャマル・ムシアラら新世代を擁する4度の優勝国ドイツに、主将グスタボ・ゴメス率いる堅守のパラグアイが挑む。10:00 はオランダ対モロッコ。ファン・ダイク、デ・ヨング、ガクポのオランダと、アクラフ・ハキミとGKヤシン・ブヌを中心とするモロッコが激突する屈指の好カードだ。
7/1 (水) ラウンド32
ハーランド&ウーデゴールのノルウェー、ムバッペのフランスが登場するラウンド32第3日
注目スターが続々と登場する3連戦。JST 02:00 はコートジボワール対ノルウェー。フランク・ケシエとイブラヒム・サンガレが中盤を支えるアフリカの強豪に、アーリング・ハーランドとマルティン・ウーデゴールという世界屈指のタレントを擁するノルウェーが挑む。
06:00 はフランス対スウェーデン。キリアン・ムバッペとウスマン・デンベレを擁する優勝候補フランスに、アレクサンデル・イサクやアンソニー・エランガのスウェーデンが牙をむく。10:00 は北中米対決、メキシコ対エクアドル。開催国メキシコのエドソン・アルバレスとサンティアゴ・ヒメネスに、モイセス・カイセドとピエロ・インカピエら屈強なエクアドルが立ちはだかる。
7/2 (木) ラウンド32
ケイン擁するイングランド、デ・ブライネのベルギー、開催国アメリカが激突
JST 01:00 はイングランド対コンゴ民主共和国。ハリー・ケイン、ジュード・ベリンガム、ブカヨ・サカら破壊力抜群のイングランドに、主将シャンセル・ンベンバとヨアン・ウィッサのコンゴ民主共和国が挑む。05:00 のベルギー対セネガルは、ケビン・デ・ブライネとロメル・ルカクの黄金世代に、サディオ・マネとカリドゥ・クリバリ率いるアフリカの実力国が真っ向勝負を挑む。
09:00 は共同開催国アメリカ対ボスニア・ヘルツェゴビナ。クリスチャン・プリシッチとタイラー・アダムスを擁し、本国開催で士気の高いアメリカに、ベテランの点取り屋エディン・ジェコを擁するボスニアが挑む。ホームの大声援を背に、米国がベスト16進出を狙う。
7/3 (金) ラウンド32
ヤマル&ロドリのスペイン、そしてロナウド対モドリッチ——巨星たちの集大成
JST 04:00 はスペイン対オーストリア。ロドリ、ペドリ、そして新星ラミン・ヤマルを擁する優勝候補スペインに、ダヴィド・アラバとマルコ・アルナウトヴィッチのオーストリアが挑む。
08:00 はポルトガル対クロアチア。史上初のW杯6大会出場を果たすクリスティアーノ・ロナウドのポルトガルと、40歳のルカ・モドリッチ率いる近年の上位常連クロアチアという、両ベテランの集大成がぶつかる屈指の好カード。12:00 はスイス対アルジェリア、グラニト・ジャカとリヤド・マフレズの技巧対決だ。
7/4 (土) ラウンド32
メッシのアルゼンチン、サラーのエジプトが登場——ラウンド32最終日
ラウンド32を締めくくる3試合。JST 03:00 はオーストラリア対エジプト。モハメド・サラーとオマル・マルムーシュのエジプトに、GKマシュー・ライアン擁するオーストラリアが対抗する。07:00 は前回王者アルゼンチン対カーボベルデ。リオネル・メッシ(38)、フリアン・アルバレス、ラウタロ・マルティネスを擁する王者に、初の大舞台で躍進する島国カーボベルデが挑む。
10:30 はコロンビア対ガーナ。ハメス・ロドリゲスとルイス・ディアスのコロンビアに、ジョルダン・アユー、アントワーヌ・セメンヨ、トーマス・パーティのガーナが挑む好カードだ。この日を勝ち上がった国々が、ベスト16として頂上決戦へとさらに駒を進める。
7/5 (日) ラウンド16
ベスト16開幕——ハキミのモロッコとムバッペのフランスが登場
この日からラウンド16。JST 02:00 はカナダ対モロッコ。アルフォンソ・デイヴィスとジョナタン・デイヴィッドを擁する共催国カナダに、前回大会4位躍進の立役者アシュラフ・ハキミとGKヤシン・ブヌのモロッコが対峙する。
JST 06:00 はパラグアイ対フランス。1998年・2018年王者のフランスは、キャプテンのキリアン・ムバッペを筆頭にデンベレ、チュアメニとタレント揃い。16年ぶりにW杯へ帰ってきたパラグアイは、主将グスタボ・ゴメスとミゲル・アルミロンを軸に金星を狙う。
7/6 (月) ラウンド16
ハーランド対ブラジル、開催国メキシコはアステカでイングランド戦
JST 05:00 はブラジル対ノルウェー。アンチェロッティ率いる最多5度優勝のブラジルに、アーリング・ハーランドとマルティン・ウーデゴールのノルウェーが挑む。1998年以来のW杯に帰ってきたノルウェーにとって、ベスト16超えは未踏の領域だ。
JST 10:00 は共催国メキシコがイングランドと対戦。標高2,200mのエスタディオ・アステカの大観衆を背に、主将エドソン・アルバレスとACミランのサンティアゴ・ヒメネスが挑む。トゥヘル率いるイングランドはハリー・ケイン、ジュード・ベリンガム、ブカヨ・サカと攻撃タレントが並ぶ。
7/7 (火) ラウンド16
イベリアダービー——ロナウドのポルトガルとヤマルのスペインが激突
JST 04:00、ラウンド16屈指のビッグカード、ポルトガル対スペイン。41歳クリスティアーノ・ロナウドと18歳ラミン・ヤマル、世代を超えた主役対決が実現する。Euro 2024王者スペインのロドリ、ペドリの中盤に、ブルーノ・フェルナンデスとヴィティーニャのポルトガルが対抗する。
JST 09:00 は開催国アメリカがベルギーと対戦。2014年ブラジル大会のラウンド16以来、12年越しの再戦だ。主将プリシッチ率いるホスト国に、デ・ブライネ、ルカク、クルトワのベルギー黄金世代が立ちはだかる。
7/8 (水) ラウンド16
メッシ対サラー——ラウンド16最終日はレジェンドの直接対決
JST 01:00、前回王者アルゼンチンとエジプトが対戦。史上最多タイ6度目のW杯を戦う39歳リオネル・メッシと、34歳モハメド・サラーの直接対決が実現する。フリアン・アルバレスとラウタロ・マルティネスを擁する王者の攻撃陣に、サラーとマルモウシュのエジプトが挑む。
JST 05:00 はスイス対コロンビア。主将ジャカとインテルのアカンジが支えるスイスに、2014年大会得点王ハメス・ロドリゲスとバイエルンのルイス・ディアスのコロンビアがぶつかる。この日でベスト8の顔ぶれが出揃う。
7/10 (金) 準々決勝
ベスト8開幕——フランス対モロッコ、2022年準決勝の再戦
この日からベスト8。JST 05:00、フランス対モロッコは2022年カタール大会準決勝の再戦だ。3大会連続の決勝進出を狙うフランスは、主将キリアン・ムバッペとPSGのウスマン・デンベレが攻撃を牽引する。
2022年にアフリカ勢初の4強という歴史を刻んだモロッコは、主将アシュラフ・ハキミとPK戦の英雄GKヤシン・ブヌが健在。ブラヒム・ディアスが創造性を担う。再びフランスの前に立ちはだかれるか。
7/11 (土) 準々決勝
スペイン対ベルギー——ヤマルの前にクルトワが立つ
JST 04:00、Euro 2024王者スペインとベルギーが対戦。18歳ラミン・ヤマルとニコ・ウィリアムスの両翼に、ロドリとペドリの中盤支配と、タレントの厚みは大会随一だ。
ベルギーはデ・ブライネ、ルカク、そしてレアル・マドリーの守護神クルトワが黄金世代の意地を見せる。ヤマル対クルトワ——矛と盾の対決が最大の見どころになる。
7/12 (日) 準々決勝
ハーランドのノルウェーは史上初の8強、王者アルゼンチンはスイスと
JST 06:00、ノルウェー対イングランド。28年ぶり出場のノルウェーは、ハーランドとウーデゴールを擁して史上初のベスト8に立つ。イングランドはケイン、ベリンガム、サカと攻撃タレントが揃い、プレミアでお馴染みの顔同士がぶつかる好カードだ。
JST 10:00 は前回王者アルゼンチンがスイスと対戦。39歳メッシの6度目のW杯はいよいよ大詰めへ。スイスは1954年以来72年ぶりのベスト8で、主将ジャカとアカンジの堅陣が王者に挑む。
7/15 (水) 準決勝
準決勝第1試合はフランス対スペイン——ムバッペとヤマル、欧州2強の頂上決戦
JST 04:00、アーリントンのAT&Tスタジアムで準決勝第1試合。2018年優勝・2022年準優勝と3大会連続の決勝進出を狙うフランスと、Euro 2024王者スペイン。ムバッペ対ヤマル、現代サッカーの主役級が決勝への切符を懸けて激突する。
フランスはチュアメニとサリバの守備の軸も強力。スペインはロドリとペドリの中盤支配で試合を握りたい。デシャン体制の集大成に、デ・ラ・フエンテのスペインが立ちはだかる。
7/16 (木) 準決勝
準決勝第2試合はイングランド対アルゼンチン——W杯屈指の伝統カード
JST 04:00、アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで準決勝第2試合。1986年のマラドーナの伝説をはじめ、W杯で数々の名勝負を生んできた両国が決勝進出を懸けて激突する。
ケイン、ベリンガム、サカを擁し1966年以来の頂点を目指すイングランドに、6度目のW杯を戦う39歳メッシの王者アルゼンチン。勝者が決勝でフランス対スペインの勝者と対戦する。